【管理栄養士】仕事とプライベートにメリハリある生活を求めて転職

前職では、管理栄養士として病院内の施設で患者様の栄養指導や病院食の栄養管理を行っていました。

しかし、キャリアを重ねるにつれて徐々に医療に関する指示を受けるようになり専門外の仕事内容に追われ、勉強をしなければい医師から出された依頼内容が理解できず業務に支障が出てくるようになりました。

仕事に追われ、プライベートの時間でも勉強に追われる日々で、恋愛はおろか友人との食事にすら行く余裕がないほどライフバランスは崩れていました。そんな環境に限界を感じ、転職を決意しました。




前職は病院施設での栄養指導

病院での栄養指導の仕事内容

前職では、通院されている透析患者様に対する栄養指導を行ったり病院内にある食事施設での栄養管理をおこなっていました。
女性の多い職種であり、人数も数名しかいない狭き門を突破しようやく学校で学んできた管理栄養士としての業務に期待に胸を高ぶらせていました。

しかし、仕事が始まると、残業はあたり前であり、看護師の方と同様にカルテの記載や業務の引き継ぎなどで8時間の労働時間は瞬く間に終わり、残業の日々でした。

しかし、残業代は出ないことという方針だったので、いわゆるサービス残業の状況に不満がひしひしと積もっていきました。

また、医師からの指示を受けて主に栄養指導を考えるのですが、専門用語をわざと使って新人いびりをするような医者もおり、そのような環境に次第に病院へ通うのことが嫌になっていきました。
こんなはずでは!と何度も思いましたが、せっかく大学を卒業させてくれた親のことを考えると我慢と思い頑張りました。

しかし、心の限界を迎え今後の将来を考えるとここが潮時と思い、3年目を迎える直前で退職をしました。

前職を辞めた理由

医療業界は給与が多いイメージがあると思いましが、それは医師の話です。看護師や管理栄養士の給与は、一般サラリーマンと特に違いはありません。むしろ残業代がつく一般企業の方がその分給与が高い場合もきっとあります。

専門職であり、国家資格を持っていても給与が少ないというのは納得がいかない部分ではありますが、この業界ではよくあることと先輩からも言われました。

給与以上のやりがいを感じて仕事をする方がいいよともアドバイスを受けましたが、やはり生活のために仕事をしているのも正直なところなので、割に合わない環境に嫌気がさして転職を決意しました。

現職は給食センターの職員

現職を決める上で重視したこと

管理栄養士のスキルを活かすこと
医療の現場で管理栄養士として仕事をしていましたが、やはり専門性の違いからお互いの仕事を理解することは難しく、結局壁ができてしまいます。ゴマをすって生き延びていくしか方法がない業界だと感じていました。

しかし、管理栄養士として勉強して資格を取れた経験を無駄にはしたくないと思い、探したところちょうど給食センターで管理栄養士募集の求人を発見しました。

仕事内容は近所の幼稚園に配給している給食の栄養価計算をしたりする仕事内容でした。

もっとも得意とする分野ですし、何より病院のように人間関係が悪化するような場所ではなく、それぞれがやるべきことをやり、お互いを助け合いながら業務を進めていく環境に魅力を感じました。

また、もともと料理が好きなので、場合によっては調理の手伝いをしたりするなど職員同士の関係性もよく、一緒に仕事をしていて本当に楽しいと思える仕事の時間を過ごすことができました。

また、幼稚園の生徒からは、「給食がおいしい」という言葉ももらい、管理栄養士として栄養も大事ですがおいしいと感じてくれることも大事なので、そのような言葉が返ってくるのは非常にやりがいとなりました。

管理栄養士として働く場合、病院か給食センターなど場所は限られているので転職活動は大変苦労しましたし、時間も5ヶ月ほどかかりました。

その間は仕事がないので、貯金を切り崩す生活を余儀なくされましたが、よく自分のことを見直すことができた時間となりました。

使った転職サービス

DODAやリクナビネクストなど一通りの転職サイトにはまず会員登録を行いました。

しかし、実際に使用してみるとなんとなくフィーリングの部分で使いにくいと感じることがあり、採取的にはマイナビ転職を利用して転職活動をおこないました。マイナビは求人情報も多く、サポートも充実しているの気づけばマイナビしか利用していないようになりました。

給食センターの職員として働いてみて

確実に前職の職場よりも、ワークライフバランスは良くなりました。仕事は定時で終わりますので、これまで関係が途絶えていた友人たちと飲みに行けるようになりました。

また、仕事が遅くなる日もほとんどないので、寝不足により体調不良の心配もありません。毎日元気に朝目が覚めて気持ち良く職場へと通えるようになりました。

自由な時間もできたことで、自発的に自分に足りないスキルを身につけようと新たな資格勉強を始めることができるようになったほか、料理の勉強も始めて花嫁修行もスタートしました。
職場が変わるとライフスタイルも変化し、今は転職して本当に良かったと今の生活を送る中で強く感じています。

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