離婚を機に昼間の仕事に契約社員として転職、最終的には自分でパソコンを使って仕事をしています

転職、それは私にとって良かった時も、悪かった時も、そのすべてが人生そのものだったような気がします。




それまでやっていた仕事は夜勤

長い間夜勤メインの工場で正社員として勤めていました。ほとんど夜勤という全く昼夜逆転の生活が続いていたのですが、すっかり自分としては慣れていたつもりです。給料もそこそこよかったですし、生活もそれほど辛くなく本当に順調な毎日を過ごしていました。しかし不幸というのは突然訪れるものだったのですね。

離婚という危機に遭遇

私が夜勤なので、妻が夜何をしているか私には全く分かりませんでした。帰ってくるのはいつも朝ですから夜どのようなことをしているのか分かりませんし気にしたこともありませんでした。
しかしキッカケだったのはまだ小さかった子供から会社に電話が入った時です。会社と言っても私の携帯電話に直接ですけれど、こんなこと言ってました「ママがよくいなくなって私うちにひとりなの。」たまたまお友達とお出かけでもしてるのかなと思ってその場では子供に「すぐ帰ってくるから頑張ってね」ぐらいで済ましていたのですが、そういうことが何度か続いてしまいました。

さすがにまだ小さい子を一人置いて夜中出かけてしまうのはどうかなと思い、ある日、本人に尋ねました。すると離婚してほしいと言う答えが返ってきてしまいました。青天のヘキレキとはまさにこのことを言うのではないでしょうか。

子供の為に昼間の仕事を

あまりのショックで立ち直れないまま、なんとか妻を説得しようと頑張りました何度も何度も、しかし妻の決心は固く全く取り合ってくれません。
仕方がなく結局離婚ということに同意することになりました。しかし私にとって子供は私の人生の全てでもあったものですから、自分が育てたいという気持ちがとても強くどうしても自分で引き取りたかったので、もし自分で引き取るとなると当然夜勤の仕事は無理ですよね。なので昼間の仕事を探しました。

仕事を帰ってきてから探しました、その時30歳後半だったので年齢的にもなかなか転職というのは難しかったのをよく覚えています。それほど技術という技術は持っているとは言えなかったので本当に転職は大変でした。手に職は必要ですね。
時間がなかったのでとりあえずではないですが、契約社員という転職の仕事があったのでそちらを面接させて頂いて何とか転職することができました。

若くないから苦労も多々

その時は本当に大変でした、若くもありませんし、手に職があるわけでもなかったですから、とりあえずあっちこっちに電話をしまくりました
そして電話である程度のことを聞いてみることにしていました。
年齢は大丈夫ですか、とか残業はどのくらいありますか、とか電話である程度判断するようにしました。そうしないと1日面接とか言っていたのでは時間がかかってしまいますし、無駄が多いことがたくさんありましたので。

転職先は契約社員として

なんとか転職が決まって良かったと思っています。
以前勤めていた工場の仕事と少し似通ったところがあったので私にはとっつきやすかったです。さらにこの職場は自宅からなんと歩いても行けるような距離だったのでそれが一番嬉しかったですかね。

晴れてる日は自転車で10分くらいで着いてしまいますし、歩いても 20分ちょっとぐらいで行けてしまうのが本当に良かったです。子供は学童保育というところに預けることにしたので安心していました。

その学童保育というのは預かってもらえる時間が決まってしまっているので残業は基本的には1時間くらいしかできなかったですね。確か19時までしかみてもらえなかったので残業は最高でも1時間30分。それでも預かってくれるだけでも十分助かります。

月曜日から金曜日まで平日は毎日あずかってもらうようにしていました。土曜日も預かってもらえるので私が休日出勤の時は預かってもらうようにしていました、でもさすがに土曜日の休みの日は預けている子供はほとんどいなかったように思います。少なかったですね。

契約社員だが近場だった

その時期は私にとって全く心に余裕がなかったので、正社員でも契約社員でも派遣社員でもなんでもいいからとりあえず転職をしなければいけないということで頭がいっぱいでした。

前職が夜勤ですから夜勤の仕事では子供を引き取ることはできませんものね。まさか夜一人でというわけにはいけません、私的にもそれは許すことができませんでした。本当に近くに転職が決まって良かったと当時を思い出すと必ず思います。

担当の上司、初めはいい人にみえた

いざ入社して仕事をやるよう写真集になりましたら、さほど難しいことはなく人間関係も良好で順調に過ごしていました。私の担当になった上司の方、40代後半ぐらいの方だと思いますが、とっても良くしてくれた覚えがあります。まさに手取り足取りという感じでしょうか。

しかし何ヶ月か経つと最初はとても良い人だと私も思っていたのですが、ただの営業スマイルだったのかもしれませんね今思えば。私たちは所詮、契約社員、経営が不振になったらすぐに切られてしまう使い捨てな人間だと私の心の中でどこか思っていたんでしょう。

案の定2年くらい経った頃、経営不振という理由から人件費を削らなければいけないということになりました。私は楽観的に思っていましたが数ヶ月してから私にもお声がかかってしまいました。ガッカリしましたねその時は本当に、こんなドラマみたいなことがあるんだと。

そして会社の人から何月いっぱいで退社して下さいということをはっきりと言い渡されて仕方なく受け入れることになりました。その時思いましたね、やっぱり契約社員ではダメなんだな、正社員じゃないと簡単にこうやって首を切られてしまうんだなあとつくづく思いました。

結局首をきるのはいつも弱い立場から

そうなんですよね結局何かあった時は弱いものから順番に切られ世の中全てそういう仕組みになっていますものね、特に資本主義のこの世の中では。
しかしなげいていても仕方ないので私はさらなる次の転職を必死で探しました。今回の転職探しは前回よりもさらに大変でした。
というのも前回は夜勤の仕事だったので昼間は電話をしたり面接をすることが可能でした、しかし今回は昼間の仕事ですから昼休みに電話ぐらいしかできません。

契約社員ですから休んでしまうと当然その分の給料が出なくなってしまいますから、休むというのは無理でしたね。しかしなんとかかんとかやりくりしてまた契約社員ではありますが転職することができました。

その後点々、今は

その後ふたつみっつ契約社員の仕事で食いつないで娘と二人なんとか生活をしてきました。その間に自分でも色々と学ぶことができたので、今は自分で仕事をしています。さらに自宅でパソコンを使った仕事ですので基本的には家にいることができます。
子供の面倒も見れますし学校から帰ってきても話できますよ。

私が望んでいた転職はもしかしたら自分でやること、コレが最終的な転職の道だったのかもしれません。確かに自分でやるのはすごい大変です、税金のこととか仕事も自分で営業しなければいけませんし、大変なことはたくさん。しかし家にいて仕事ができるのは素晴らしいことだと思います。

たとえ仕事をしていても子供が帰って来れば話を聞くことができますし、きちんと顔を見ることもできます。外に働きに行っていたのでは難しいですよね。生活はそれほど楽ではありませんが何とかやっていけてるので、この先もこのままの生活を維持できればと思っております。

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