さらなる飛躍を求め、空の世界へ。航空業界内の転職
前職は羽田空港でグランドスタッフの仕事をしていました。接客業が好きなこともありとても充実した日々を送っていましたが、昔からの夢であった客室乗務員への夢を捨てきれず、グランドスタッフとして養った航空業界の知識、接客のスキルを活かせることを考え、客室乗務員へ転職致しました。
グランドスタッフの日々
前職の内容
グランドスタッフとして羽田空港で8年ほど働きました。早朝から深夜の勤務。体力も知力もフル活用し、常に明るくお客様に安心感を与え、かつ正確性、スピードを求められる内容でした。英語やその他言語もフル活用。
グランドスタッフも統一美などを大切にしていましたので美しく制服を着たり、華やかに化粧をしたりそういった面は客室乗務員に相通ずるものがありました。職場はわきあいあい。女性ばかり99パーセントくらい。男性はほんの1パーセント程度でした。
女性ばかりで女子大のような雰囲気。明るく楽しいイメージですが、疲れてしまう人にとっては辛い環境のようでした。わたしは女性ばかりの環境は好きだったのでその点は問題ありませんでした。
前職を退職した理由
とにかく客室乗務員という仕事に憧れがありました。グランドスタッフという仕事柄、パイロットや客室乗務員と顔を合わせることはしょっちゅうありました。憧れを忘れたころに憧れの人と仕事をすることからどうしても夢を忘れることができませんでした。
いつまでもグランドスタッフとして働いていても忙しく転職活動ができないことから、すっきり前職を辞め、夢に向かって取り組むことを決めました。滑り留めのような状態でグランドスタッフをしていてもどちらも中途半端になることを危惧してのことでした。
人気ある職業
グランドスタッフという仕事も客室乗務員の仕事と同様人気があり年に何度も新卒、既卒の社員が入ってきました。それと同様、とても仕事内容も厳しく勤務時間も過酷であり、また給料もそれに見合ってないことも多く、退職者は非常に多かったです。
中には客室乗務員として飛躍していく同様もチラホラ。グランドスタッフ内の転職も非常に多かったです。先週まで一緒に働いていた友人が同じ空港内の別の航空会社にいるというのもよくある話でした。
客室乗務員へ向けて転職活動
転職を手助けしてもらうために
ある程度航空業界に関する知識、接客などに関するスキルはあったため、転職するにあたりインターネットのサイトを利用することをまず決めました。使用したサイトはリクナビネクスト、DODAを使用していました。
口コミや先輩のアドバイスなどを参考にしていました。しかしこれらのことは参考程度にしていました。あまり鵜呑みにすると自分らしく転職活動をできなくなるような気がしましたし、自分をベースに置きながら考えるようにしました。
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航空業界を受験するにあたり
わたしが以前グランドスタッフを受験するにあたりエアラインスクールなるものや、航空業界業界の専門学校に通っている人の話を聞いたことがありました。確かにそれらは航空業界を受験する安心の材料にはなるようですが、航空業界では最終学歴として大学卒業を求めるところも多かったので、大学に行ったり、また英語を使用することから留学経験なども必要だと思いました。
そちらに関してはグランドスタッフ以前に取得済みでしたので、接客に関する知識や綺麗な言葉使いなどを学ぶほうがよっぽど必要だと思いました。
エアラインスクールなどではもちろん面接に対応する練習や、無事に客室乗務員になったあとの訓練などをするようですが実際客室乗務員になればそういったことはできます。面接の練習のしすぎのような方を面接会場で見ましたが、自分らしさを失ってしまうようであまりそういったスクールなどのことは考えないようにしました。
実った転職活動
客実乗務員になるという夢は叶いました。グランドスタッフを辞めてから4ヶ月後のことでした。自分の好きな航空会社をいくつか絞り受けました。実は航空業界の受験は外資系も含めると日々開催されているのですが、数打てば当たるなんて受験方法では本腰が入れられないと思い、周りのかたに比べると非常に少ない受験数だったと思います。
器用なタイプではなかったことと自分の好きな航空会社をいくつか絞っていたことが功をそうしたようです。このやり方は安全な方法ではなかったと思いますが、転職ということでしたらこれくらいの気持ちで受けたらいいと思います。また航空会社初心者でもなかったのでこれくらいでいいのかなと思いました。
現在の職場では
現在、客室乗務員として働く中でやはりグランドスタッフとしてのスキルは大いに役立っています。グランドスタッフも一応接客業のプロではありましたからそれらの経験をフル活用し、また客室乗務員としてプラスされた保安要員として、また飛行機内の限られたスペース内でいかにお客様に寄り添う接客ができるか常に丹念の日々です。
グランドスタッフとも違う体力も必要となることからきちんと体力作りをすること、立ち居振る舞いなど普段の生活でも常に意識し行動するようになりました。
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