失職を機に通信会社の派遣社員からIT会社の社員へ




前職は通信会社の営業事務(派遣社員)

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前職の仕事内容

通信会社の営業事務として、契約案件の事務処理を行い、営業所と本社の間に立って橋渡し役として営業担当をサポート、毎月の目標達成に貢献していました。

前職を辞めた理由

営業所が本社に統合されることが発表され、契約社員と派遣社員は転職せざるを得ませんでした。営業担当は本社への入社試験を受けて異動できた方もいますが、事務職は試験の機会を与えていただけても異動はできませんでした

私はある一部の商品の契約処理からアフターサービスまでを任されていました。勤続6年10か月の中で、5年目には全国76拠点中事務処理担当1位になり、プレッシャーも感じながら営業目標達成と自分の1位継続達成も守り続けたので、退職するのは残念でしたが未練はありませんでした。

現職はIT会社の総務、営業事務(社員)

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現職を決めるうえで重視したこと

派遣社員の場合、上記のようなことが起こるとどんなに頑張っても一番に契約終了になるおそれがあります。それを踏まえて、現職については派遣社員ではなく、できれば正社員、少なくとも契約社員として勤務することを重視しました。また、働く業界が変わっても、今までの経験を少しでも活かすことを考えました。

使った転職サービス

DODAやtype、リクナビNEXTを日頃からチェックしていましたが、最終的にはリクナビNEXTからのスカウトメールをいただき、面接することになりました。
リクナビNEXT

今の職場で働いてみて

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良かった点

社員で働くので安心感が持てること

派遣社員ではないので、自分がきちんと仕事をすれば、自分から申し出ない限りは契約終了にならないという安心感があります。

福利厚生があること

派遣社員にも福利厚生はありますが、交通費のサポートやボーナスなどはどんなに自分が頑張っても支給されません。私は社員として働き始めてからは勤務先が遠くなったので、交通費のサポートがあるのは有難いことでした。

仕事の幅が広がったこと

前職は営業事務で、専門的にひとつの商品を深く、長期的に取り扱っていたので、すべての業務に対応はできませんでした。今回は、社員の交通費の管理や事務用品の発注、在庫管理、社用携帯電話の管理、料金確認、社員の名刺作成、お客様への発注書、請求書作成、発送、契約書類の確認等、事務処理全般をやらなければならなかったので、業務内容が大幅に増えました

また、社員60名に対して事務処理は上司と私の2名だけだったので、業務量も膨大で残業のない日がありませんでした。入社後半年くらいはあまりの業務の多さに押しつぶされている毎日でしたが、大幅に業務量が増えたおかげで対応できるようになったことも次第に増えました。今後、他の仕事でも活かせることはあるのではないかと思います。

経理的業務は未経験でしたが、ここで経験を重ねたことにより少しずつ自分でも通勤電車内で勉強し、もう少し時間に余裕ができたら資格取得に挑戦しようと考えています。

ビジネス書にも興味を持てるようになったこと

幼い頃から本を読むのは好きでしたが、大人になってからは読書の機会が減っていました。今の職場では入社後2-3か月後から、毎月職場の顧問弁護士に課題提出をする機会が設けられました。指定の用紙に毎月の自分の業務内容、課題、顧問弁護士への相談などを記入して提出します。毎月の繁忙期が提出日だったので、正直な気持ちを言えば億劫でした。

ただ、この課題があったおかげで、今までは全く興味のなかったビジネス書にも関心を持ち、自分の業務とどんなふうに関わってくるのか、どんなふうに置き換えて考えたらいいのかなどを考えて読むようになりました。興味を持てる分野が広がったのは自分にとって良かったと思います。

悪かった点

残業時間が多いこと

仕事の幅が広がったことは大変良かったのですが、業務量が一人分の業務量を圧倒的に超えていたので、毎日3時間の残業は当たり前でした。繁忙期は4時間を超える残業で、帰宅時間は日にちをまたぐギリギリの時間になったこともあり、体調が毎日優れないことが普通になってしまいました。

体調管理、家事ができなくなったこと

体調管理ができず、繁忙期の平日は家事もまともにできなくなりました。毎日のランチはお弁当を持参していますが、毎日作るのが億劫なので休日にまとめて何種類かのおかずやおにぎりを冷蔵庫内に作り置きし、お弁当箱に詰めるだけで精一杯です。

夕食もさっと作れる麺類や近くのスーパーで買って済ませてしまうこともあります。洗濯だけは溜め込みたくないので、入浴中に同時に洗濯機を廻してどうにかこなしました。

通勤に時間がかかること

転職先を探しているときは、とにかく次の転職先を見つけなければ失職してしまうという恐怖感から通勤時間は二の次でした。けれども、実際に通勤してみて今までよりも通勤時間が長いと、勤務時間が増えたことも影響し、かなり身体に負担がかかります。

実際に働いてみないとどれだけの仕事をしなければならないのか分からないこともありますが、やはりできるだけ近くの勤務先で、プライベートとの切り替えがきちんとできるくらいの距離感がある場所が適度な距離だと感じました。

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