【クレジットカード業務】精神的にも前向きになれる転職を。【法律事務所事務】




前職は大手デパート内クレジットカード業務

前職の内容

  • デパート独自のクレジットカードの受付
  • 発行出来るかどうかの審査
  • 発行までの業務
  • 支払いにカウンターに来た方の受付
  • 問い合わせ応対業務

前職を辞めた理由

辞めた理由は大きく分けて二つありました。
大きな理由の一つは、精神的に追い込まれたことで体を壊してしまったことでした。クレジットカードというお金の絡む事柄なので、やはり問題が起きることも多く、怒鳴り込む方や納得いかずに居座る方など、とにかく対応の難しいことが日々次々起きていました。
お支払いのない方への連絡は別部門の方が担当していましたが、その電話や手紙の内容に納得のいかない方がカウンターに来られることもありましたので、私達の業務とは違っていたとしてもきちんと応対する必要があったのです。

それでもそのたび懸命に対応するのですが、やはりお怒りになって来られる方々なので収拾がつかないことも度々ありました。
また、クレジットカードを発行するにあたっての審査を行うのですが、その審査結果によっては発行が出来ないお客様もいらしたので、そのことでクレームをつける方も少なくありませんでした。
そんなことが続くうちに、夢の中まで怒鳴られるほどストレスが溜まっていき、発行カウンターでお客様を迎えるだけでも顔がうまく作れないほど限界になってしまったので、もう続けられないと思いました。

もう一つの理由は、これは私の個人的なものだったと思います。女性ばかりの職場だったので人間関係が難しかったということがありました。
女性特有の、なんでも共感が必要・一緒に行動が必要という空気感の職場だったので、どちらかというと一人で行動したいことも多い私には合わなかったのだと思います。
もちろんチームワークは何の仕事においても必要だとは理解出来ます。
が、それと常に行動する相手を決めて必ず一緒にいるのとは違うというのが私の考えだったので、なかなかその違和感を乗り越えて、上手くやれなかったんだと思います。

転職後は法律事務所事務業務

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転職で重視したこと

まずはお金の絡む相手と直接会うことのある、前職と同じような業務からは離れたいと思いました。どうしても怒鳴られることへの恐怖心が抜けなくなってしまっていたので、そういった方の応対をするのは避けたかったのです。
それから、女性ばかりの職場では同じような職場の空気感かもしれないと考えてしまっていたので、男女に偏りのない職場がいいと考えました。
ただ、前職の中で金融系の法律に触れる機会が何度かあったことで、法律というものそのものに興味を持ったので、法律に関わる仕事を探してみようと漠然と思いました。

転職サービス

前職で精神的に病んでしまったこともあり、転職サービスなどを利用してのきちんとした転職活動をすることがなかなか出来ませんでした。
それなので、休みの日にインターネットの求人サイトなどを見て、法律に関係のある、気になったものをピックアップして応募してみました。

転職してみて

元々法律のドラマや映画が好きだったこともあり、いろいろな期待や希望を持って転職しました。実際にはフィクションにあるような案件を手伝うことは5年程働いていた中で数える程度しかありませんでしたので、そういう意味では期待は外れました。
それでも前職で学んだ金融系の法律についての知識が役に立って、前職についたことが無駄ではなかったと思えたことは、気持ちの上で立ち直る大きなきっかけになりました。
また、日々法律の新しい一面を知ることが出来ることで仕事が面白くなり、大人になってからも次々に学べることが楽しくなりました。そして一方で、黙々と法律を調べたり、それに関する書類を作ったりという作業することが、自分に向いていることに気づけました。そうして自分なりに調べながらわかりやすさを工夫して書類を作り出したことが案件の片付く手伝いになった時の喜びはとにかく大きかったです。
これは前職を途中で辞めたことで逃げたと自分を追い込んでしまう、マイナスにしか考えられなくなっていた私の大きな自信にもなりました。そのうちにクライアントの方とお会いして話すことへの恐怖心もなくなりました。もちろんお怒りの方への対応は変わらず苦手でしたが。

感想

せっかく大きな会社に就職出来たのだからとあのまま無理に仕事を続けていたら、身も心ももっと壊れてしまっていたように思います。
あそこで立ち止まってよかった。
今は毎日楽しく仕事をすることが出来るようになり、あの時の自分の判断を、間違っていなかったと自信を持って思えるようになりました。
転職には、仕事を続ければ続けるほど勇気も必要になりますが、今の自分に自信が持てなかったり笑えていないと感じるのであれば、そこから先のもっと長い将来を見据えて、一歩踏み出すことは大事なのだと思いました。
私は本当に、転職して良かったです。

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