ゾゾタウン運営のスタートトゥディがIT人材を年収1億円で採用

「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥディが高度なIT人材を年収1億円で採用したようです。やはりどこも優秀なIT人材は欲しいのでしょう。しかし、1億円で採用するとはやりますね。

エンジニアの年収はいくらぐらいか想像つくでしょうか?

今回はエンジニアの年収とその1億円の価値について少し書いていきます。




各国のエンジニア年収

まずは、日本も含めてエンジニアの給料がどの程度のものなのかを知っておきましょう。各国のエンジニアの年収ですが、Paizaに比較表があるので参考にしてみます。

Paiza ITエンジニアの地位とは?国別、職種別の年収比較から見えるもの

日本とアメリカでは、約2倍の差が開いていますね。他の国であっても日本と比べるとSE/プログラマの給料は高いです。もし、英語も苦でないエンジニアであるのであればアメリカに行って働いた方が給料は大きく稼げるでしょう。

日本で年収1億円が登場

冒頭で書いた年収1億円の詳細はこれです。

ファッション通販サイト「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥディは2日、AIや機械学習、ロボット工学の技術に秀でた「天才」を最高年収1億円で採用すると発表した。年収1000万-1億円の天才枠で最大7人。同400万-1000万円の「逸材」枠でも最大50人募集する。

最高年収1億円。

1億円ですよ。年収1000万円だとしてもその年収を稼ぐのには10年かかります。一体1億円で採用する人はどんな人なのでしょう、気になりますね。今もそうですが、ITの力は強力です。人間がやっている作業もコンピュータに任せれば、すぐに終わる作業もたくさんあります。コンビニのレジもスーパーも事務作業も何年後かには取って代わられているでしょう。

そんな時代にAIや機械学習、ロボット工学の技術に秀でた「天才」を獲得するのは、ものすごいメリットだと思います。こんな時代だからこその年収ですね。このようなニュースを見るとIT人材の需要が高まっていることを感じさせますね。

 

最近では、サイバーエージェントが新卒エンジニアの年収体系を変えてきました。

【 エンジニアコース】(2018年4月入社以降の方)
1:能力別給与体系 最低年俸450万円~(37.5万円/月~)
※個々人の能力別に当社独自の基準で評価

2:エキスパート認定 最低年俸720万円~(60万円/月~)
※高度な技術や実績、成果をお持ちの方が対象

https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=21237

新卒で最低年俸450万円です。普通でしたら、新卒の年収は300万円にも届かないと思いますが、サイバーエージェントはこの体制を変更してきました。より技術がある人は最低年俸720万円からです。新卒にしては高いかと思うかもしれませんが、エンジニアの能力は人それぞれです。会社に入る前にそれなりのことをできる人がいれば、自分でサービスを作っている人もいます。

彼らの給料を能力に合わせて決めるというのは割と自然な流れなのかもしれません。エンジニアは転職すれば簡単に給料が上がるので、この給料の高さは転職を防止するといった効果もありそうですね。

まとめ

ITスキルが重視される時代になったんですね。今ではプログラミング教育も重要なものとして考えられるようになってきていますからね。1億円採用は正直やりすぎ感をありますが、企業もそれだけ機械学習のスキルを通じて何かを成し遂げたいんでしょう。機械学習といえばAIですからそっちの方面でしょうね。

技術を磨くことはエンジニアにとってお金につながります。

 

 

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