歯科助手から運送会社の事務員へ転職して感じた前職の魅力

私の前職は歯科助手で、高校卒業と同時に初めて入社した所でした。
仕事内容は、受付から治療補助、会計とほぼ全ての業務に関わる内容。虫歯の患者さんもいれば、歯周病の人、入れ歯が合わない人など様々で、器具や薬品、治療内容など覚える事は星の数ほどありました。
医療なだけあって、やはり難しい所、厳しい所もたくさんあって、先輩や、ドクターに注意された時は心がくじけそうな位悔しい思いをしました。

ですが、難しければ難しい程、褒められた時は物凄く嬉しかった事を覚えています。
歯科助手という仕事に、遣り甲斐を感じていましたし、これから先もずっとこの仕事を続けていくんだと漠然と思っていました。




転職のきっかけは自分のこれからへの疑問から

私が、歯科助手の仕事から他の職業へ変わった理由は歯科医院の閉院が理由でした。
私が勤めていた医院を閉め、他の地で開院するとのことで退職となりました。退職する際に是非新しい医院にも着いてきてほしいと何度もお願いされたのですが、私の中にきっとまた同じ職業に就いてしまえば、私はこれからもずっと歯科助手という職業にしか就けなくなるんじゃないかと、思うようになり、ドクターからの申し出を断り新しく就職活動を始めました。

歯科助手の仕事は楽しかった。
ですが、若いうちにいろいろな職業を経験してみるのもいいことなのではないだろうか、と医療系以外の仕事を積極的に探しました。

転職までの繋ぎとして

歯科助手を辞めて、すぐに温泉掃除のアルバイトを始めました。
収入は途切れることなくほしかったので、歯科助手を辞めた次の日から温泉に入社しました。ですが、温泉掃除の仕事は、次の仕事が見つかるまでの繋ぎ程度にしか思っていなかつたので、働きながら次の就職先を毎日探していました

地元の新聞の中の折り込み広告や、フリーペーパーなど、毎日気にして見るようになりました。
温泉掃除の仕事を始めて三ヶ月が過ぎた頃に、求人情報に載っていた今の会社に入社する事になりました。

転職先は運送会社の事務員

今の職業は、大型トラックで丸太を山から製材所へ運ぶ運材会社の事務員になりました。
医療の現場とは、かけ離れた業務内容に戸惑う事もたくさんありました。職業柄、男性ばかりの環境にも中々馴れずにいました。

専門用語もたくさんありますし、今まで経験したことのない事務員という職業。
ただ椅子に座ってパソコン操作していればいいものだと思っていましたが、そんな事微塵もなくて、朝から夜まで仕事に追われる毎日です。
やはり、パソコン操作が多い職業なので肩凝りは大変ですし、霞目で悩む毎日です。

ですが、歯科助手の時と違い、お客さんの対応をするような会社ではないので、ちゃんと定時に帰ることができることが魅力的です!
歯科助手の時は、急患が来たら定時になんて帰られませんでしたから、今はとっても嬉しいです。
賃金がよくても、拘束時間が長すぎるようであれば辛いですからね。

転職サイト

私は就職活動をする時に、毎日見ていた求人サイトがジョブキタと、ハローワークです。
どちらも、求人数が多く内容のいい求人がたくさんあるのでおすすめです。

雇用形態、勤務地、就業時間など、細かい設定から探すことができるので、とても便利でした!
ハローワークに関しては、自分に合っている職業を一緒に模索してくれたり、紹介文も書いてくれたりと、転職の際は本当にありがたかったです!
他にも、就業が決まったらお祝い金を差し上げます等のサイトもあったのですが、なんだか少し不安感を感じたので、あまり使用しませんでした。

次も

今は上でも説明した通り、事務員の仕事に、就いているのですが、ほんの少しだけ転職も視野にいれています。
仕事内容は、割りと好きな方なのですが男の人で溢れている環境に中々慣れなくて、この先も慣れることはないような気がして…

この次は、どんな職業にしようかと考えている所です!
職業もそうなのですが、働く土地も悩んでいます。ハローワークの検索機能で、細かく色々指定して毎日閲覧しています。

転職を経験して

転職を経験して、思った事があります。
それは歯科助手時代が、楽しくて充実した毎日だったなと、思うようになりした。

働いていた頃は、そんな事わからないで働いていましたが、今の環境と比べてしまうと、歯科助手の時のほうが、毎日たのしく、笑顔の絶えることのない環境だったなと思いました。これは、転職して今の職場を経験しないと気づけなかったことだと思います。

同じ歯科助手の仕事はもうしないと思っていたのに、今となればまたやってみようかななんて気持ちもあるくらいです。
それだけ、私は今回の転職で自分の気持ちが変わりました。

就職活動している方へ

私が使用した求人サイトは、細かい設定での職業検索が出来て、とても便利でした。
就職する地、職業、業務内容、休日、賃金。どれもこれも、自分の理想通りの職業を見つける事は難しい事なのかもしれません。
ですが、妥協することなく、少しでも自分の理想に近い職業を見つけられるように細かくワード検索する事をおすすめします!

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