【自分のやりたいことはいったい何だろう?】コンビニの店長から病院の事務職に転職




前職は、コンビニの店長をしていました。

朝夕に関係なく、24時間勤務の仕事内容はそれはそれは体への負担が大きく若いうちは、気力と体力で頑張ることができましたが、年齢を重ねていくうちに、辛くなってきました。

シフトを決めて休みもあるのですが、仕事の休みを予定したのに限らず、アルバイトの人が突然これなくなったりすると、お店をお休みにするということはできないので、結局、店長である自分が、お休み返上でお店にでなければならないというような日々でした。まだ結婚もしていなくて家族がいないときは、自分が頑張ればなんとかなると乗り切ってきました。

結婚して家族ができたので

なんとかお店の売り上げをよくしたい!地域でNO1のお店にしたいという思いで、日々頑張ってきましたが、結婚することになりました。家族のためにますます頑張ろうと仕事に力をいれるようになりました。子供ができるまでは、嫁も一緒に共働きで頑張ってきましたが、出産のために妻が仕事を辞めなければなりました。家族ができる喜びを実感した反面、このままのこんな仕事ばかりの日常で本当に大丈夫なのかどんどん不安になっていく自分がいました。

国民年金保険

コンビニ経営は、自営業になりますので、厚生年金加入はできませんでした。自分で国民年金に加入していました。もちろん、退職金などもありませんので、将来のために、国民年金基金にも加入をしていました。もちろん、給料もあまり高くありませんでしたので、保険料を負担するのもとても大変でした。しかも、家族も保険にいれなければと考えるとだんだんこのままでいいのかという気持ちが強くなっていきました。

仕事ばかりの日々

妻は初めての出産で、色々不安の日々が続いているのに、自分は変わらず毎日の仕事がとても忙しくて、お休みもなかなかとれないし、休みをとれたとしても日々の仕事で疲れ切っていて、妻と過ごす時間は悲惨なものでした。24時間経営のコンビニだったので、夜シフトが終わってからそのまま昼までなど、長時間労働が続きました。

人生について考えました

このまま自分は働きずめで疲れ果てた毎日を送るだけでいいのかな?とふと疑問が湧いてきました。自分一人ではなく、これから家族ができて、その時間に自分がかかわっていけないのかと思うとなんだかとても悲しくなってきてしまいました。

これからについての話し合い

妻は、どう思っているのだろう。文句ひとつ言わず、自分の仕事を支えてくれる妻と一度人生についてゆっくり話してみよう。

自分の人生はこのまま仕事ばかりで休みもちゃんともらえないし、金銭面での保証も手厚いと言えない。。家族に何かあったとき自分に何かあったときにちゃんと生活できるように前向きに考えました。そして自分の仕事についてこのまま続ける選択は本当に正しいのかという疑問についても妻に投げかけてみました。妻の反応は、意外にも、え?あなたがこの仕事が好きならば、応援するよ。という返答でした。

転職しようという決断

妻の一言で自分の気持ちに気が付きました。自分はこの仕事が好きでやっているのではない。大学卒業と同時に知人の紹介でコンビニ経営してみないかい?と軽い気持ちで始めたお仕事でした。人間関係についても楽そうだしいいかもという軽い始まりでした。自分のやりたいことはいったいなんなんだろう。転職するなら少しでも若いほうがいいという決断。コンビニのフランチャイズ元に店長を辞めたいという相談をしました。

転職活動開始

すぐに辞めることはできませんが、店長違う人を探しますので、辞めることは可能ですよ。という返答がきました。引き継ぎや次の仕事が決まるまで、アルバイトという形で仕事を継続することにしました。給料面よりも家族と一緒にいれる仕事にしたい。と心に決め、就職活動を続けました。

内定をもらったのは病院の事務職

1年ほど続いた就職活動。病院の事務の仕事に就くことができました。その土地にしかない病院でしたので、転勤などの可能性もなく、水曜日と土曜日は午前中だけのお仕事。日祝日は必ずおやすみで、ほとんど定時6時から7時には帰れるという内容でした。

給料は厚生年金になり、保険料が引かれて以前とはあまり変わらないというぐらいです。なんといっても仕事が不規則ではなくなったので、家族と一緒に朝ごはん夜ごはんを食べれるようになりました。まだ子供が小さいのであまりわかりませんが、お休みの日には家族で公園にいったりドライブをしたり充実した休日を送ることができました。

これから増える子供の行事にも一緒に参加できそうなのでとても楽しみにしています。規則正しい生活を送ることができるようになり、気持ちにも余裕ができるようになりました。自分の時間ももてるようになり、今は妻と一緒に家庭菜園を楽しんでいます。

明るい時間に自分の家の庭をいじっている時間は本当に夢のようです。本当に就職できるのかとても心配でしたし、このままアルバイトで終わったらどうしようと悩んだ時もありました。でも信じて頑張って就職活動をしてきてよかったと今では思っています。一度きりの人生。これからも色々頑張っていこうと思います。

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