前職はバスガイド
バスガイドの仕事内容
旅行会社のバスツアーに参加してくる方や、会社の社員旅行、修学旅行で北海道へ旅行にくるお客様への観光案内をしていました。
8年ほど勤務していましたが、最初の3年ほどは、北海道の知識が書いてあるガイド教本を丸暗記しなければならなかったりして勉強は大変でした。最初はいっぱいいっぱいでしたが、元々人前で話すことや人前に出ること自体が好きだったので、とても楽しく仕事ができました。
旅行が終わって無事に帰ったお客様が、わざわざ北海道で一緒に撮った写真やお手紙を送ってくれたり、お客様の地元の名産を送ってくれたりして、とても嬉しかったです。
道内の色々な観光地に行き、経験を積むたびに、生まれてからずっと住んでいる北海道のことをもっと好きにもなり、北海道の素晴らしさを道外の方にたくさん教えてあげたいと思うようにもなりました。
北海道は広いので、地方に行くときは泊まりになるのですが、宿では毎回ではありませんが、美味しいものが食べれたり、温泉にゆっくり入ることができたのも特権だと思います。
毎回きれいなホテルに泊まれるわけではなく、時には虫がいるような汚い宿に泊まらなくてはいけなかったりもします。1番の観光シーズンは5月から10月なのですが、その時期はツアーが続くと、10日間も出張が続き、ホームシックになりました。
その間はずっと同じ運転手さんと毎日一緒に仕事をするのですが、気の合わない運転手さんや、小うるさい運転手さんと一緒だと、寝るときとお風呂とトイレ以外はずっと一緒なので本当に最悪です。
でもバスの中での仕事は本当に楽しかったです、当時はまだ若かったので笑。
修学旅行生が記念に写真を撮ってくれたり、会話も盛り上がりましたし、ツアーバスでは年配のご夫婦が私の話でたくさん笑ってくれて、とてもうれしかったです。
前職を辞めた理由は結婚
結婚を機にやめました。
主人は毎日家に帰れる仕事なので、出張が多いバスガイドの仕事は、新婚の時はさみしくて耐えられませんでした。笑
今は喜んで行きますが。笑
現職は携帯電話のキャンペーンガール
現職を決める上で重視したこと
以前のバスガイドの仕事で、人と話すことがもっと好きになったので、また接客の仕事がしたいと思いました。あとは人に見られること、目立つことも重視しました。笑
使った転職サービス
アルバイト情報のアンやアルキタなども見ましたが、友人の紹介で入社しました。
今の職場で働いてみて
現在は、毎週色々な家電量販店や携帯ショップで、お店にいらしたお客様に携帯電話の料金プランをご案内したり、特に携帯を買いに来たわけでもない、ただ、たまたまそこを通っているお客様へ携帯電話をお勧めする仕事をしています。
ずっと人と話す仕事をしていたので、相手がいかに自分を信頼して話を聞いてくれるかや、いかに怪しまれないで人に接するかが、なんとなく身についている気がします。
ただ以前は物を売る仕事ではなく、楽しんでもらうだけを考えればよかったので、最初は少し大変でした。
この仕事も知識が必要ですし、勉強も必要になります。
最初は、ティッシュを配っても無視されることや、話しかけても無視されることが悲しくて、人に物を売る仕事では、人に感謝されることなんてないと思ってちょっとさみしい仕事だと感じていました。
ところがある日、私の案内で携帯を買ってくださったお客様が数日後いらして、とても使い勝手がよく、お姉さんから買ってよかったと言ってくださいました。
それを機に、最初はただ売ることだけを考えていましたが、今はそのお客様にとって、いかにその商品が得をするかや、お客様がどれだけ納得して買ってくれるかということを考えてご案内ができるようになりました。
物を買うときも、ただ欲しいというだけではなく、誰から買うかというのも大切なポイントだと思います。どれだけいい商品でも、お店の人の対応が悪いと買いたくなくなるので、人と人との信頼関係が必要なんだと思います。
決して安い買い物ではないので、そのお客様が本当に納得して買ってくれて喜んでくれるととてもうれしいです。
あと、毎回ではありませんが、かわいい服を着て人前に立てるのも私の中ではうれしいポイントです。笑
本当はミニスカートを履いて人前に出られる年ではないのですが、その仕事をしてるときは若く見られるので嬉しいです。笑
この仕事は出張もないですし、今は子供が産まれたので、毎日家に帰れるので、転職してよかったです。
年齢的に限界があるので、いつまでできるかはわかりませんが、ずっと若くいつも笑顔でいられるようにがんばりたいと思います。子供がもう少し大きくなったら、またバスガイドの仕事も再開したいなと思っています。