ストレスがきっかけで大手アパレル企業から保険会社の営業へ転職




前職は大手アパレル企業

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アパレルの仕事内容

私は大手アパレル企業の社員として内定を頂いて、地域限定ではなく全国勤務の分類でした。主な仕事は、店頭での接客、品出し、服の補正、部下への指示、売り場の入れ替えなどでした。
売り場に出る前は必ず鏡の前で笑顔トレーニングと販売6代用語を唱和し、1週間売り上げる目標の種類の洋服トップ10を頭の中に叩き込み、1日中喉が潰れるほど大きい声で商品アピールをし、売り上げを上げる事だけを目標にしていました。
毎日、どのような売り場にすればお客様は足を止めていただけるのか、満足して帰っていただける売り場に出来るのか常に社員同士で会議をしながら次々と入ってくる新商品とにらめっこをしながらレイアウトを作り、新しい売り場にしていく。それを上司に確認してらい、指摘を頂いたものの正解が分からずずっとオロオロ‥。その繰り返しでした。

前職を辞めた理由

私自身の精神的な弱さも原因ではありますが、慣れていた大阪の関西勤務から中国地方の山口勤務へと異動となり、そこの店舗での人間関係もありました。そして、大手アパレル企業でしたのでいかに早く正確に動けるかが勝負でした。

大阪勤務でもスピーディに行動したつもりではありましたが、山口勤務へとなってからは副店長への昇格ということもあり、本部からの要求もより厳しいものとなりました。

どれだけ残業しようとも納得できない売り場や自分のやり方、上司の求めるものと自分の求めるものの違いからの衝突、終わりのないスピードへのこだわり、売り場へのこだわり。このまま自分が、この業界で何年過ごしても納得いく事はなく、やりがいよりもストレスだけが残っていく毎日が想像出来たことがきっかけで、実際に御飯を食べる時間もなく毎日が過ぎて行きました。

上司たちを見ても、こんな上司になりたいと思うような先輩にも出会えなかったことも原因です。ある日突然の高熱で診察した結果、ストレスで肺に水が溜まるという事態になってしまったことから、辞めようと決心した瞬間でした。

現職は保険会社の営業

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現職を決める上で重視したこと

まず、全国勤務のお仕事はやめることにしました。何故なら、辛い時に周りに誰もいない、支えがないことがとても苦痛に感じたからです。また、環境の変化に自分は想像以上に弱かったことから次は、辛いことがたとえあっても異動がない場所で、周りに支えがある場所の方が良いと思いました。そして、つねに毎日何かに追われているような事はなく自分らしく、自分なりに歩める社会に行きたいと思いました。

そして、同じ商品でも自分の言葉だけで伝えれるようなそんな機会を設けていただける会社に理想も抱きました。そして、スピード重視している会社は絶対にやめようと思いました。私はスピードを重視すると、物事への集中力が欠けてしまい1人でテンパり、結果遅くなり仕事も溜まっていく‥。そんな悪循環でしたので、自分のペースで働ける環境にも気をつけたいと思いました。

更に言うと贅沢かもしれませんが、自分が結果を出した分だけの報酬は頂きたかったので、そういう意味でもやる気がみなぎるような競争社会でも良いので、挑戦してみたい気持ちがありました。

使った転職サービス

私の場合、肺に水が溜まった事からしばらく入院の日々でしたので、ハローワークも考えたのですが、パソコンのネットを使うことが多く、リクナビネクストなど使うことが多かったです。
リクナビNEXT

また、転職サイトというより、マイナビなども目を通していました。また、病気を気にして最悪、とりあえずアルバイトでも良い覚悟は出来ていたのでエン派遣なども目を通していました。

今の職場(保険会社の営業)で働いてみて

今の職場は保険会社の営業です。前の職場とはガラリと変えた仕事内容です。前職とはまた違った苦労がありますが、自分の言葉で保険の魅力をお客様へ一対一でお話し出来る事は私にとってものすごくやりがいを感じている仕事です。保険会社だけでもかなりある中で、弊社だけのプランや、本当にそのお客様の最適なプランを探し出したり、提案出来るのがとても嬉しいです。

また、すでに保険に入っている方の、見直しも担当させて頂いていて、アドバイスを行えることもやりがいだと感じています。
何時間フルで頑張ろうと、どれだけ努力を費やしても決してお給料は変わらなかった前職に比べ、現職は自分の頑張った実力だけ、その分お給料も反映されるのでやる気がみなぎっています。

また、人生において保険は必ずと言っていいほどやはり必要なものとなっているのでその内容を自信を持ってお伝え出来るのも良いですし、お伝えしたお客様から、知り合いの方を紹介して頂いたりしてもらえるのも、この保険の魅力が伝わったんだなと思えるので直接的なやる気にもつながります。転職して6年経った今でも私は、転職できて本当に嬉しく思っています。
あのままアパレル企業に勤めていた人生と比べると、遥かに今の方が幸せを感じています。

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