前職は事務(一般事務、営業事務、総務)
前職の仕事内容
事務職として、上司と二人三脚で社員数約70名分の毎月の経理業務や書類作成、ファイリング、名刺作成、電話やメール対応、接客対応などの業務をしていました。
また、年末には翌年のため取引先への年賀状発注の打ち合わせなども任されました。
前職を辞めた理由
仕事が予想以上にハードで、定時の18時に仕事が終わった日はありませんでした。どんなに早くても会社を出るのは21時前頃だったので、平日は家庭のことは何もできませんでした。
職場を変えずに仕事を続けたい気持ちはありましたが、社内のコストの都合により、事務職を増員することはできませんでした。やむを得ず、結婚を機に、仕事と家庭の両立を重視して転職するこ現職は派遣社員としてコールセンターにてカスタマーサポート(自動車関連)とを決意しました。
現職を決めるうえで重視したこと
前職では残業が当たり前で残業時間も多く、家庭のことはすべて休日でないと対応できませんでした。だから、現職を決める際はできるだけ残業時間のないところを選びました。また、急に残業が発生しても少しは対応できるよう、できるだけ自宅から近い勤務先に重点を絞って決めました。
使った転職サービス
an、リクナビNEXT、エン・ジャパン、テンプスタッフなどで仕事を探しましたが、最終的に仕事を決めたのは以前から登録していた派遣会社のテンプスタッフです。
テンプスタッフ
今の職場(コールセンター)で働いた感想
仕事と家庭の両立ができるように
以前の職場で働いていたときよりも、確実に仕事と家庭の両立ができるようになりました。その決め手はやはり、残業時間がほとんどなくなり定時で退社できること、自宅からの通勤距離が近くなったことです。
コールセンターでの仕事が未経験なので不安ももちろんありましたが、入社後から段階を追って、同期入社の方々と共に業務内容ごとに時間を設けて研修をしてくださいました。また、OJTもあり隣に先輩社員がついてくださったので、お客様対応中で不明点や疑問点があれば、その場で質問して解決していくことができました。
1ヶ月の研修とOJT
仕事を始めて2ヶ月後には、新たに難しい業務にも対応することになり、改めて1ヶ月の研修とOJTがありました。この研修では、今までやってきた業務では必要とされなかった専門知識や専門用語、電話でお客様からの要望をヒアリングしながら、自分はパソコン操作して素早く的確に対応しなければならないということを思い知らされました。
通常のパソコン操作は難なくこなせても、お客様の要望を聴きながらスムーズにこなすことがなかなかできずに、研修中に気持ちが落ち込むばかりでした。同期入社の方々と励まし合ってどうにか研修は乗り越えましたが、OJTで実際にお客様対応をすると、やはりマニュアル通りには進まtず、自分の仕事の出来の悪さに嫌気がさしてしまいました。
一人立ち
OJTが終わって、一人立ちしたのが今からちょうど1年前くらいでした。一人立ちはしても1ヶ月間は優先的に新人に電話が廻ってくるシステムのため、お客様とのやり取りのデータ入力を終えた途端にまたすぐに、次のお客様からの電話が入ってくるので一呼吸置く間もなく、ずっと緊張したまま日々仕事に向き合っていました。
思い通りにスムーズにできない私は、OJT中には先輩社員にかなり厳しく怒られたことが尾をひいて、当時は仕事を辞めたくてどうしようもありませんでした。だけど、その厳しいOJTをどうにか乗り越えたから今やっと一人立ちできている、他の先輩社員や上司も時間を割いて教えてくれたことがたくさんあるのに、ただ単純に辛いからという理由だけで辞めるのは申し訳ないことと、ここで負けてたまるか!という悔しさもあり、仕事を継続して現在に至っています。
同期は全員退職したが、少しずつスキルもついてきました
同期入社の方々は全員退職しましたが、私は自分が残ったからこそ少しずつスキルもついてきたことや信頼も得て、懇意にしてくださる先輩社員もできたことをとても有り難く感じています。
コールセンターでの業務を甘く観ていたわけではありませんが、接客業とは異なりお客様の表情が見えないので、どうしてもお客様の声のトーンや話すペースに合わせて対応していかないと、お客様を怒らせてしまうこともあります。
さらに、的確な対応をするためにはできるだけ短時間で確実に相手の話をヒアリングしなければならず、個人の専門知識が求められる部分もあるので予想以上に困難な仕事だと感じています。
言葉遣いに気をつける
月に1度、必ず自分がお客様対応した案件の録音内容を聴いて、自分の改善点や部署内で月ごとに決められる目標、個人の目標が達成できているかということをチェックしています。けれども、自然と口から出てしまう「えー」や、「あのー」などの言葉癖がなかなか直らず、自己嫌悪に陥ることもあります。
言葉遣いには日頃から気をつけているので、失礼のない言葉で電話対応はできるようになっているとは思いますが、ベテランの先輩社員を見習って言葉癖をなくし、専門知識ももっと身につけるなどの努力を怠らず、もっとスマートにお客様へ案内できるようになることが今の目標です。