【保育士さん必読】ホワイトな園へ転職する方法

保育業界のように人手不足の業種は、就職は比較的うまくいくのですが、一人ひとりに任される仕事の数が多く、残業が発生したり、実質は休憩が十分にとれていないなど、負担が大きくなりがちです。
しかし、事前に調べることで、その保育園がブラック園かホワイト園かを見分けることはできます!
まずはブラック園に勤めてしまった私の苦い体験からお聞きください…。




ブラック園!ある大手企業に併設されている企業内保育

ある大手企業に併設されている企業内保育所です。まず、運営母体がしっかりしていません。テレビや雑誌などメディアに取り上げられるような革新的な事業内容ではあるのですが、会社が設立されて間もないということと、運営本部が保育の事を全く理解していません。理解していないというか、そこまで手が回っていない、という印象です。

「子ども達のためにいい保育をしたい」と情熱をもって入職する保育士にとって、施設自体が換気もできないような設計(窓のつくり)になっていたり、子ども用のトイレがなかったりすることは、運営母体に対して不信感、仕事に対する不安感も与えます。

保育士が本部に意見を言ったりアイデアを提案していくことで、少しずつ改善しました。
給休暇をとれる雰囲気はおろか、福利厚生もなしに等しかったです。完全な法律違反でした。

次のブラック園は認可保育園だった

次に勤めたのは認可保育園ですが、ここも、かなりブラックでした。まず、残業は当たり前で、定時には絶対に帰れない雰囲気がありました。保育士の方は「私が仕事遅いので仕方ないです…」というようなタイプの方が多かったので、一人一人の自己犠牲の上に成り立っている園なのだと痛感しました。

職員の入れ替わりが激しく、園長がいつも大きな声で求人の話をしていました。思い返すと、あちこちに常時求人が出ていた園でした。

 

転職は人生の大きなターニングポイントです。大変な思いをして転職したのに、「入職してみたらブラックな園だった」という目には誰しも遭いたくないと思います。ブラック園とわかっていて入職する人はいないと思いますが、多くの人が入職してからブラックだったと気付きます。退職するのは入職するよりずっとエネルギーを使い、大変ですよね。

ホワイト園を見極めるポイントは働きやすさ

私は自身の苦い経験から、以下のことを慎重に考え転職活動に取り組み、ホワイト園への転職に成功しました。今の保育園は従業員を大切にする風土があり、小さな子どもがいても安心して働いています。大切にされた従業員は、その恩を、会社に返そうとがんばるのです。だからみんな生き生きと仕事をしていて、風通しもいいです。

ホワイト園は、従業員の「働きやすさ」を重視しています。せっかく入るのであればホワイト園であるに越したことはありません。どんな園がホワイト園なのか、その特徴と見分け方や、どうしたらホワイト園に就職できるのかについて転職活動の経験をもとに私なりにまとめてみました。

どういった園の満足度が高くなるのか?それは、求人の条件にも表れます。求人からホワイト園を見分ける際のポイントをご紹介します。

法律を守っている+α

ブラック園かホワイト園かを分ける指標のひとつとして、法律を守っているかどうかが挙げられます。従業員の労働時間や休日数は労働基準法で定められていますが、これを守らないのがブラック企業です。そして、法律を守った上で、さらに従業員がより働きやすいように独自の条件を設けているのがホワイト企業です。

例えば、労働基準法では週40時間を超えて働かせてはならないとしています。勤務時間が8時間の場合、1週間で5日しか働けませんから、週の開始日にもよりますが、年間でおよそ105日休む計算になります。休日を105日与えられていないのがブラック企業、105日を守るのはもちろんのこと、それ以外に祝日や年末年始などに休むことができるのがホワイト企業といえるでしょう。

福利厚生が手厚い園

福利厚生には従業員に対する会社の考え方が表れます。福利厚生は、社員の第二の給与ともいわれるもので、園選びでは重要なポイントにもなります。「住宅手当」「寮・社宅完備」「食事補助」「家族手当」など、福利厚生がしっかりしている会社は、社員を大切にするホワイト園である可能性が高いでしょう。

サポート制度が充実している園

「育児や介護に対する時短労働の制度」「育休・産休制度」「託児施設の提供」など、様々なライフスタイルを支援し、サポートする制度があるようなところは、ホワイト園である可能性が高いです。

ワークライフバランス認定されている園

市区町村によっては「ワークライフバランス認定企業」というものが存在します。認定企業は市区町村が定めた厳しい項目をクリアしており、会社の努力が客観的に評価されている証です。市区町村の公式ホームページなどをチェックしてみましょう。

不利な情報を隠さない

ホワイト園は、自分の会社の不利な情報を隠しません。面接などで、残業が多い時期があることなど、不利な情報を隠さずに話してくれる園はホワイト園である可能性が高いです。

以上のことがあてはまらないからといって、ブラック園ということではありませんが、目指している園がブラックなのかホワイトなのか分からないということもあると思います。
そういった時は、認可だから、注目されている園だから、といったことに惑わされず、名の知れていない認証保育園なども視野に入れて転職先を探しましょう。

園選びの視野を広げることで、ホワイト園が見つかることもあります。

保育園に転職する際に見るべきところ

条件面もしっかり調べる

また、ホワイト園かどうかを見抜くには、条件面をしっかり調べましょう。まず、休日の日数が120日以上というのを目安にしてみてもいいかもしれません。完全週休2日で、さらに祝日や年末年始などが休みになると、年間の休日は120日以上になります。つまり、年間休日が120日未満の会社は、その休みが全てもらえないということになります。

常時求人が出ている園にはち注意

また、私の体験でお話ししたケース②のように、常時求人が出ている園は、常に人の入れ替わりがあるということ。どんな条件がよくても、「強烈なお局様がいる」など、何かしら原因があるものです。
どうしても気になる場合は、ハローワークなどに行って「常時求人が出ている理由を知りたい」と相談してみましょう。
教えてもらえる場合があるかもしれません。

面接時の雰囲気と担当者の対応

最後に、面接時の雰囲気、担当者がどのような対応だったかも非常に重要なポイントです。応募者に対する配慮がなかったり、デスクや社内の清掃がなされておらず汚い、などずさんな一面があると、ブラック園の可能性があります。応募者に対しても丁寧で親切な園は、保育士を大事にする風土の企業である可能性が高いです。

まとめ

ホワイト園に勤めていても、仕事ですから嫌なことや、自分に合わない人は必ずいます。その時、保育が自分のやりたいこと」であれば、継続できるんです。

ホワイト園についてまとめてきましたが、忘れてはならないことは「自分が本当に保育の仕事をしたいのか」という点です。

ホワイト園に入ることを目的に転職活動を行うのはあまりおすすめできません。その園がホワイトだとしても、自分に合うかどうかは別問題だからです。自分に合わなければ、それは自分にとってのホワイトとはいえません。まずは、「保育の仕事が本当にしたいのかどうか」。その上で、「どうせ入るならホワイトな園」という探し方をするのが、転職を成功させるポイントです。

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