前職では、飲食店で接客をして働いていました。時間帯によって忙しさが違い、無理が祟って腰を悪くしてしまったときに、保険等になにも加入出来ていなかったので、お金などの心配がとてもきつかったです。今度は忙しさの変動がなく、あらゆる保険等に加入出来る工場の工員に転職しました。
前職は接客業
前職の仕事内容
飲食店にて、お客様への接客をしていました。オープンキッチンだったので、お客様から見えるところで調理も行い、早朝の仕込みやレジ、店内の清掃や備品の整理も行いました。
1番大変だったことは、時間帯によって違う忙しさへの対応です。ランチ帯や夕食の時間帯に増えるお客様の対応には目が回りました。オープンキッチンのなかを動き回り、材料を取る為にしゃがんだり、時にはお客様の対応で立ちっぱなしだったり・・・。
その忙しさで目が回りそうになるなかでも、お客様からのクレームはすごく、全ての対応にてんやわんやでした。それでも、人と関わることが好きで入った接客の仕事だったので、精一杯頑張りました。お客様から美味しかったと言われたことは、とても嬉しくよく覚えています。また、まかないがとても美味しく、「この時間(まかない休憩中)が1番好き~」と同僚とよく話していました。
前職を辞めた理由
決定的な理由は、腰を悪くしたことです。忙しさのなかで、酷使しすぎていたようで、1日仕事をしていたら歩けなくなりました。腰に強烈な痛みが襲い、立つことも出来ませんでした。
そうなれば、仕事はおろか日常生活もおくれません。なによりもまず、休むことにしました。
また、そこで問題になったことは、飲食店では保険など何も入れなかった為に、辞めるときや休むときに何も手当がつかなかったことです。体にとっては休まなければいけない状態なのに、お金がないため、また手当がない為に休むに休めませんでした。せめて何かしらの保険に加入出来ればと何度も思いました。
腰を悪くした上に、なにも手当などつかず非常に心労がきつかった為、より良い待遇の職を探す為に前職を退職しました。
現職は工場の工員
現職を決める上で重視したこと
前職では、腰を悪くして休職・退職を余儀なくされましたが、全く保険等に加入していなかった為に、お金がない状態で辞めざるを得ませんでした。
その為、転職する上で「待遇」を重視しました。社会保険であるとか、雇用保険といった保険にしっかり加入出来る職場を探しました。
なかなか見つけることが出来ませんでしたが、現職の工場だけは全て完備されていました。同じ立ち仕事なので腰の様子をみながらにはなりますが、以前のようにお金の心配をしながら辞めるということはなさそうなので、安心しています。
やはり、困ったときに頼りになる保険を重視して職を探して良かったと思います。
また、前職では忙しさの変動に対応しているなかで腰を悪くしたということもあり、次の職では忙しさの変動がなく、腰への負担を最小限に出来ることも重視しました。
使った転職サービス
リクナビネクストといった転職サイトを利用しました。また、幅広い職を探す為にも、スマートフォン向けのアプリにて職を毎日探していました。
今の職場で働いてみて
社会保険や雇用保険などにしっかり入れている安心感があります。以前の職場では、何も加入出来ずに宙ぶらりんだったような感じもありましたが、今では地に足をつけて働けていると感じます。
自分が本当にピンチのときに感じた、保険等への加入の大切さをしっかりとカバー出来る職場です。困ったことがあれば、しっかりと対応出来ると感じています。
また、工場は前職と同じような立ち仕事ではありますが、全く違う点は、忙しさの変動がないという点です。忙しさの変動がないので、急な動きをする必要がなく、決まった動きのなかで行えば良いので、腰への負担が前職より少ないようにか感じます。
腰への負担が全くないかと言われると、正直少しはありますが、前職よりも整体などに行く時間もありますし、休みもしっかりしているので比較的休む時間は多くなりました。
接客業が好きで飛び込んだ前職ですが、生きていく上で自分にとって大切なのは、やはり待遇だと感じます。好きな仕事をしたいという気持ちは勿論あります。お客様と触れ合いながら色々な話をして楽しく過ごしたいと思ったりします。
ですが、工場に勤務して、勤務中は会話はないとはいえ、3回ある休憩中に職場の同僚と話を出来るだけでも、だいぶ楽しい時間を過ごせています。工場勤務だから、ほとんど人を話さないのかと私も最初は思っていましたが、工場内で流れ作業をするからこそ、人とのコミュニケーションも大事になっています。
質問や、なにかあったときの謝罪など、普段からコミュケーションをとっているからこそ通常の業務もスムーズにいっていると感じます。その点では、前職にて人とのコミュニケーションに慣れていたことが強みになっているのかなと感じます。
辛いことも多かったですが、現職に何かしらプラスになっている点があるのかと思うと、頑張って良かったと思えます。今後も、現職にて生かしていきたいと思います。