前職は調剤薬局事務をしていましたが、エステティシャンに転職しました。
前職は調剤薬局事務
前職の内容
私は調剤薬局での事務のお仕事をしていました。某大手会社で資格を取り、就職しました。
仕事の1日の流れとしては、朝薬局が開く前に出勤し「清掃→朝礼→患者様来局処方箋入力→同時に薬剤師の補助業務→薬品の納品チェック→夕方薬品の発注→PCレジ締め→調剤室の清掃→分包機清掃→OTC商品の補充→終礼」というような感じでした。
処方箋の入力が一番メインの仕事となってきます。入力の間違えは許されません。保険者番号の打ち間違えがあると、レセプト請求の際にはじかれてしまうので請求が漏れてしまいます。そして編集をしてまたレセプト請求をしなければならなくなります。
それから、患者様のお薬の内容の入力も間違えてしまうと、別なお薬を投薬してしまうという恐れもあるのでとても危険です。初めのうちは、ミスをしないようにゆっくり丁寧に正確に行うことが大切です。慣れくると、要領良くミスもなくこなせると思います。
調剤薬局事務を辞めた理由
仕事内容としては嫌いではなかったのですが、一番の主な理由は薬剤師の事務に対する仕事の押し付けです。私が勤めていたところの薬剤師は、投薬以外一切何もやりませんでした。
投薬以外はお茶やコーヒーを飲みながらずっと座っているという感じです。薬剤師の持ち場である調剤室の清掃も一切やらないし、商売道具でもある分包機の清掃も一切やりません。すべて事務任せです。お薬の納品や発注もやりません。
足りないお薬が出てくれば、事務が激怒されるだけで、薬剤師たちは全く動かず…。
事務が患者様の受付けや入力の仕事を行っているときも、足りないお薬の連絡を問屋にいれず…。いつまでも事務を待っているしまつでした。なんといってもすべて事務任せ。毎日ストレスの塊でした。
そして私はこれを知り合いの薬剤師に相談したところ、それはおかしい。そこの薬局の薬剤師たちは間違っているよ。と言われました。
一般的には、お薬の発注や納品は薬剤師がメインで行い、手が回らないときには事務に手伝ってもらったり、調剤室や分包機の清掃も薬剤師が行うのが当たり前とのこと。
知り合いの薬剤師はいくつもの調剤薬局で働いてきていたため、その実態を私に教えてくれました。それを聞いて私は、辞める覚悟を決めました。
現職はエステティシャン
エステティシャンに転職した理由
前職の調剤薬局事務は地元の田舎にいるときでした。私は休日に、地元の田舎を離れて都内へ就職・進学した友人のもとへ遊びにいくことが多く、都内の華やかさにも憧れていました。
街を見渡せば、歳のいった女性たちも綺麗な人たちばかり。自分自身も歳を老いても綺麗でいたい、そしていつまでも綺麗でいたい女性たちのお手伝いもしたいと思い、都内でエステティシャンをやることに決めました。
決める上で重視したこと
一人暮らしを始めたので、もちろんお給料は重視しました。それから、場所です。自分が住んでいるところから1、2回の電車の乗り換えで行けるところを探しました。あと、初めてのお仕事なのでしっかりとした研修制度があるところを選びました。
使ったサービス
リジョブや美プロといった美容系の求人サイトです。美容系のお仕事がたくさん掲載されている上、とても細かくお仕事内容や制度が載っているので、本当に良かったです。福利厚生も記載されてありますしとても助かりました。スタッフの写真や制服の掲載があるところも多数ありました。
今の職場で働いてみて
初めての美容業界だったので、初めは不安だらけでしたが、研修制度が充実しており、一からすべて理論も技術も学ぶことが出来て良かったです。先輩スタッフも技術の練習にたくさん付き合ってくれ、朝早くから夜遅くまで相モデルで練習しました。
そのおかげでしっかり技術も習得でき、今やたくさんのお客様の施術をしています。お客様からは、体がスッキリした。気持ちよかった。足や肩が軽くなった。などなどと、ありがたいお言葉を日々頂いています。自分の接客や技術を評価して下さり、高額な契約をしてくれるお客様もいます。
本当に感謝です 。そのお客様たちに、満足な結果を出せるよう、技術向上の日々は続きます。お給料は、基本給に歩合もついてくるので、自分が頑張った分だけ反映します。
女性専用サロンのため、スタッフはすべて女性です。人間関係もとても良いので毎日楽しくお仕事をしています。
今は後輩もたくさん入ってきたので、その後輩の指導や技術チェックを行うまでとなりました。
お客様がますますキレイになっていく姿を見たり、サロンに通い始めたことで見た目に変化かが出たことを周りの人から褒められた話しを聞いたりしていると、とても嬉しく思います。お客様の笑顔を見ると私も心から笑顔になれます。
毎日充実したお仕事が出来るのも、お客様そしてスタッフの仲間、とにかく周りの方々のおかげです。
努力を惜しまず、もっともっと上を目指して行きたいです。