前職は中小企業の管理系事務
前職の仕事内容
総務として、備品発注、郵便物配布などの庶務から人事評価管理や役員秘書業務まで会社全体を見る幅広い業務をしていました。
部内の年齢層も幅広く、20〜60代までの社員と一緒に働いていました。
前職を辞めた理由
庶務的な役割が多かったので、今後の自分の役割を不安に思い、他社に通用するスキルや知識をつけたかったからです。
また、業績不振による給与減も大きな理由です。給与減により社内の雰囲気はどことなく悪くなり、仕事も増えていく一方でモチベーション維持が難しくなり、転職を決意しました。
世の中が売り手市場になったこともわたしの背中を後押ししてくれ転職の理由のひとつになりました。
現職はベンチャー企業の管理系事務
現職を決める上で重視したこと
前職での経験を活かしつつ、より専門性に高い業務ができるかどうかです。具体的には、庶務の経験を活かしながら新しい業務(勤怠管理、給与処理、経理上の仕訳業務)を経験できることです。
給与が上がることも重視しました。
絶対条件にしていたことは、土日祝日休みであることと駅近であることです。
使った転職サービス
リクナビネクスト、リクナビエージェント、パソナ、ワークポート、アデコに登録しましたが、頻繁に連絡していたのはパソナとアデコを使いました。理由は、担当者の熱意です。
求人数が多いところはたくさんありますが、こちらの条件をきちんと理解した上で紹介してくれたのは上の2社でした。
パソナの方も頑張ってくれたのですが、最終的にはアデコで転職が決まりました。アデコは、面接対策や筆記対策も充実しており、安心して選考に臨むことができました。次も機会があれば使いたいです。
選考について
- 書類選考
- 筆記試験
- 一次面接
- 最終面接
筆記試験と一次面接は同じ日に行いました。
今の職場で働いてみて
ベンチャー企業らしく若い人で溢れ、活気があり、良い雰囲気で働くことができました。同世代の人がいることで、良い刺激を受けモチベーションを保つことができます。まわりも中途入社社員が多く、割と入退職が多かったので入社後すぐに会社に馴染むことができました。
また、管理職者との距離感が近いので、相談や提案がしやすい環境です。実際にダメ元で提案したことがすぐに決裁されたり、悩みを相談してすぐに対応してもらい解決しました(残業時間の改善など)。
大企業と違い、変化の激しいところではありますので追いついていくのはとても大変ではあるのですが、自分を成長させるためには最適だと思います。
違う会社へ入社することで、逆に前の会社の良さにも気づくことができました。始めは転職したこと自体がよかったのかどうか葛藤していた時期もありましたが、今ではよかったと感じています。
入社前とのギャップについて
1つ目は、面接時にアピールしたスキルを使うことはほとんどなく、未経験の業務をたくさん任されることになったことで。会社の状況に応じて人手不足の部署のヘルプへ駆り出されることもありました。始めは入社前の条件と違う!と不満に感じたこともありましたが、自分の経験のためと思い必死にスキルを身につけました。
2つ目は、残業時間です。会社の状況が変わったことも理由ですが、面接時で言われた時間よりもかなり多くて少し後悔しました。
3つ目は、ボーナスです。ボーナスは当然会社の業績によって支給額が変わります。入社前提示された年収は、ボーナスが例年通り支給された場合であることを想定しなければなりません。転職することで年収アップしたと信じていましたが、転職後初年度はボーナスも寸志だったので一時的に年収が下がってしまいました。
給与について
入社前の交渉で50万円ほどアップしました。交渉は内定後に、転職エージェントの担当者から人事担当者にしてもらいました。入社後に給与アップするのはとても大変なことなので、入社前の交渉はとても大事です。
新卒入社社員と中途入社社員の違いについて
新卒で入社したときは明るく素直でいれば誰かが助けてくれたようなものの、中途入社社員となると「できて当たり前」と見なされることも多いです。年齢が自分より年下だけど先輩ということももちろんあります。
今回転職をしてみて、わからないことはわからないとはっきり伝えないといけないことを再確認しました。
また、その会社で当たり前となっているおかしな文化に気づいたら指摘してあげることも大事です。違った視点から会社を見つめることができるのは中途入社社員ならではだと思います。
転職期間について
転職を意識しはじめ、転職エージェントに登録してから実際に行動するまでは、めぼしい求人がなかったこともあり3ヶ月くらいかかりました。しかし求人へ応募しはじめてから面接は約1ヶ月でトントン拍子でした。内定をもらってから入社までは、家庭の都合なども考慮してもらいながらおよそ1ヶ月半後でした。