どうすれば転職活動を成功させることができるのかを体験を元に紹介

転職は人生の転機です。新卒の就職活動とは違い、転職はある程度社会人として仕事を経験しそのうえでこの先どの様に過ごしていくか、その重要な選択の一つです。
筆者である私も転職を経験しました。自分では転職は成功だと考えています。転職はある意味ギャンブル的な要素もあります。ですが、自分のやり方次第で、そのギャンブルを自分のモノにすることができます。ではどうすれば成功することができるのか、私の体験談を参考にして、転職活動を成功させましょう。




転職活動の動機

まず、転職活動のポイントや注意点などを体験談を基に説明する前に、転職活動を行う上での動機について説明します。先ほど導入部分でも説明したとおり、転職活動は人生の転機です。ただ、人間は隣の芝が青く見えるもの。現状がとても素晴らしいのにもかかわらず、隣の芝に行きたいと考えてしまう生き物です。

そのため、転職したはいいが失敗し今の待遇よりも悪い状況に陥る人、あるいは仕事そのものをドロップアウトしてしまうケースも有ります。

そのため、「何故転職を行うのか」という部分は非常に重要です。実際にダメな例と、行う方が良い例を説明します。

転職を行うほうが良い例「会社が明らかな不正を行っている、会社の経営状態に問題が有る、業務環境に問題がある」

これは、自分の努力ではどうにもならないところです。就職活動時点では、クリーンな会社を装っておきながら、給料は安く、昇進しても給料は上がらず、ボーナスももらえない、休日出勤はあたりまえ、残業代もつかない などなど。相談したくともできず、力によって抑えつけられているパターンです。

この場合は、身体の問題にも繋がってきますし、早いうちに転職を考えた方が良いです。自分が壊れてしまう、あるいは会社がダメになってしまう前に行動するようにしましょう。

転職を行う前に考え直した方がよい例「仕事が合わない、人間関係が悪い」

逆に、転職を行う前に再度考えた方が良い例です。仕事を始めて3年ぐらいたつと、本当にこの会社で働いていてよいのかと考えることが必ずあります。

自分を本当に必要としてくれる会社があるはずと考え転職を行う人は少なくありません。ですが、ここには落とし穴があります。
自分を客観視できておらず、いわゆる思い込みで突っ走ってしまうパターンです。実は、生活環境を変えたり、改めて仕事を見つめなおすと自分の仕事を好きになることが有ります。人間関係についても、転職と先走らず先ずは人事部などに相談してみましょう。会社になじむというのは意外と時間がかかるものです。

転職は最後の切り札として考え、先ずは現状の環境で考えなおしてみてください。

転職支援サービスに登録しよう

転職を行うと決めたは良いが、どうすればいいかわからないと言う方、自分ひとりで転職活動を進めていくのは非常にしんどいです。世の中には、様々な転職支援サービス会社があるので、それらを使って転職をすすめるようにしましょう。

 大手の転職支援サービス

大手の会社でいうと「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」、「DODA」などが挙げられます。大手の会社の特徴は登録者数の多さです。非常に多種多様な会社が有るので、色々な会社へアプローチすることができます。どんな会社が自分にあっているか不安だと考えている方は、こういった大手の会社に登録することをオススメします。

大手の会社でも、会社ごとにカラーがあり、サイトの使い勝手も違います。もし余裕があれば、何社か登録しておいて自分の使いやすい会社を見つけるのが良いでしょう。

【10個の転職エージェントを比較】あなたに合うおすすめのエージェントはどこだろう?

専門的な分野に特化したサービス

続いて、専門的に特化した会社も数多くあります。たとえば、薬剤社や看護師専門の転職サービスがありますし、ハイクラスな会社を求めるのであれば「ビズリーチ」といった少し自分の社会人のレベルが求められるサービスも存在します。

ある程度自分の目指す会社が絞られている場合、こういった会社を利用することで、より自分の専門的な部分にマッチした会社を探すことができるでしょう。

小規模なサービス、その他

その他にも、地域密着型な転職サービスや、非常に小さいながら変わったコネクションをもっている会社などなど転職サービスは色々とあります。特に、地元で働きたいと考えている場合は、その地元のサービスを利用するようにしましょう。

また、ハローワークなどの公共職業安定所もあります。此方の場合、即戦力として直ぐに仕事をスタートすることができますので、もし社会人としての経験がないと言ったケースの場合、ハローワークを利用するとよい場合も有ります。

面接や必要書類について

続いて、転職活動における面接や必要書類について説明します。ここで、ポイントなのですが、転職活動は新卒の時とは違い書類での選考がメインです、何故かと言うと、新卒の就職活動の場合人事の方は書類ベースではなく、Face to Faceで実際に面談しその人の中身を見ようとします。

中途採用の場合は違い、ある程度社会人経験があると判断するようです。そのため、できるだけ時間とお金をかけたくない会社は、書類での選考を優先し、面接などは1回か2回に抑える傾向にあるようです。

書類をいかに上手に作成するか

優先すべきは書類を如何に上手に作成するかです。用意する書類は2つあり「履歴書」と「職務経歴書」です。「履歴書」については、皆さんご存知の方が多いと思いますが、自分の経歴などを簡素に記載するものです。ここでは、大学や前の会社などを確認されます。

履歴書については、正直工夫できません。ありのままを書いて下さい。ただ、丁寧に直筆で書くようにして下さい。つづいて「職務経歴書」ですが、これが非常に重要です。会社によっては履歴書は全く読まず、職務経歴書を重要視する会社も多いです。

ここの内容は、いままでどのような仕事をおこない、どのような経験をし、どのようなスキルをもっているかをPRします。例えば、入社1年目で研修、2年目から担当の会社に営業をかけ、3年目では大型の案件のコンペを勝ち抜いたなど自分の輝かしい成果を存分に書いて下さい。多少の脚色もやむおえません。いいように書いて下さい。

面接は会社を判断する場でもある

つづいて、面接です。これも新卒の時とは違い、「いままでの仕事を何をこなしてきたか」、「実際にこの会社に入ったらこういう仕事があるが、大丈夫か」などの非常に具体的な内容の面接が多いです。実は、転職希望者にとっても、会社を判断するのは面接しかありません。少ない機会のひとつなので、忖度せず本音で面接に挑みましょう。変に身構える必要も有りません。給料や仕事の環境など、ストレートに尋ねるようにしましょう。

書類選考で落とされるのは当たり前

転職では、書類選考で落とされるケースが多いです。ですが、これが当たり前と思い、めげない気持ちが大事です。私もかなりの数応募し結果1社か2社しか通らなかったです。これが普通なので、ポジティブにとらえることが大事です。

それでも、通らないと言う方については、転職支援サービスの書類チェックや、面接練習など行ってもらいましょう。どんな会社でも、このサービスはあるはずなので、頼んでやってもらうようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。私の体験談をもとに説明させていただきました。
最後に、一番重要なのは、何故転職するかという気持ちです。ここの動機がしっかりとしていなければ、上手くいくものも行きません。
転職を行う前にまず自己分析を徹底して行うようにしましょう。後悔のない転職活動を行いましょう。

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