【いつか自分のお店を】紳士服販売からコールセンターを経て得た経験

2017年07月02日 2017年06月30日

前職は紳士服の販売の仕事

紳士服の販売の仕事は初めてで、スーツの作りやサイズなど勉強することは沢山ありました。

素材などもそうですが、お客様の肩幅や袖、裾の長さなど、あたり前のことではありますが、長さの図り方や、お客様の好みの長さなども様々なので、接客を通して間違いのないように務めてきました。
そして、月に一度の勉強会にも積極的に参加し、その商品の良さや他の商品とどう違うのか、次にその商品をお薦めする前に、事前に独自でも勉強し、ロールプレイなどで練習もしていました。

また、マネキンのディスプレイなどを利用し、コーディネートにも磨きをかけ、お客様にご満足していただけるように、接客対応に心がけてきました。

私自身が接客を通してお客様とのコミュニケーションではないかと思います。
お客様とのコミュニケーションが取れれば、信頼もしていただけるようになり、またリピーターとしてまたご来店いただけるのではないかと思うからです。

紳士服の販売の退職理由

一番の退職理由はノルマが大変だったということです。
私自身、ノルマをクリアするためではなく、お客様とどれだけ親しくなれて、そしてどれだけ信頼していただけるかを心がけて接客していましたので、やはり、毎月のノルマや、周りの社員の方達の売り上げ状況を気にかけながら接客をすることが、どうしても慣れなかったためです。

紳士服の販売から人材育成の仕事へ

コールセンターに転職する前は人材派遣の営業及び人材育成の仕事をしておりました。

人材派遣で培ったことと言えば、まず１つ目は人との出会いでした。
人の入れ替わりが多い派遣業界ではありましたが、自分自身が面接をし、そしてその方達が仕事に就き、１ヶ月、半年、１年と月日が流れるにつれ、最初は全く出来なかった仕事ができるようになり、成長していく姿をみることが、私にとって何よりの喜びでした。

そして、少しずつ派遣社員の方達が心を開いてくれるようになり、相談事なども受け、その派遣社員の悩みを１つ１つ解決していくことで、その人がまた自信を取り戻してくれて、そしてまた一緒に仕事を頑張っていけることの喜びも味わうことができました。
それに対して考えさせられることも多々あり、私自身も成長できたと思います。

そして、もう１つは、１つ１つの製品を作ることの大切さや驚きでした。
今、私達が普段何気なく使用してる物でも、一人一人の技術のおかげで、何不自由なく活用できていることの感謝の気持ちが、この仕事を通してわかるようになりました。

機械１つにしても、きちんとした成形をし、そのチェックを少しでも怠ると不良となってしまい、製品にならないことなど、まだまだ数えきれないほど、作る工程で条件が沢山あります。

大切な商品として作り上げることの大切さを学ぶことができました。

退職理由

昼夜問わず問題が発生すれば、すぐかけつけて対応しなければいけなかったことで、遠方にはなるべく行かないように気を付けていました。
対人との関わりだったため、常に言葉や対応に注意を払い、神経を使っていたことです。

人材育成からコールセンターに転職

コールセンターでは、商品勉強やお客様対応をしていました。
中には理不尽なことを言われるお客様もいらっしゃいましたが、冷静且つ的確な判断で、お客様に納得していただくよう対応していました。

また、お客様が何を求めているのかという心理も会話の中から見つけ出し、お客様に一番合った商品をお薦めすることを徹底し、リピーターに繋がるような電話対応を心がけていました。
電話対応をするまでの2ヶ月間は徹底的に言葉使いの研修をし、勿論、商品に対する勉強もしました。
結構スパルタではありましたが、それが研修終了後には自分の物となって発揮できていたので、この2ヶ月間の研修はとても充実できていたように思います。

コールセンターは、お客様の顔が見えない分、声のトーンや速さ、言葉使いなど、今までの普通の接客では考えもしなかったことが学べるようになり、このコールセンターという仕事を通してとても良い経験をさせていただけたと思います。