前職は品質管理（製薬工場での資材検査）
転職の理由
前職では自身のやりたい仕事に就けなかったので退職して今はやりたいことを派遣社員でやっています。前の会社で異動願いを４年間出し続けましたが希望が叶わずに退職を決意しました。
退職からの流れ
退職を意識したのは退職する一年前からありました。それは就きたい業種に就けないような社内事情になってきたからです。退職者も続々出てきており、仕事も増え始めたのでこのまま頑張っていても今の場所で結果を出して行っても意味がないように思えてきたからです。
意味がないと意識し始めてから仕事自体もやる気が出てこず、評価も上がらないままいても社会人としてダメだなと思いました。
退職の前に次の会社を決めないといけなかったのですが、派遣社員として次の会社で改めてスキルアップを考えていたので１ヶ月ほどで今の会社は決まりました。
正社員での採用を考えていた時もありますが、とりあえず派遣社員でやりたい仕事のスキルを身につければ、他の仕事はさせられないと前職で学びましたのでまずは派遣でやっています。派遣で幾らかの経験を積めばどんなところからも声がかかるように毎日勉強ですね。
現職は化学試験・環境分析
職場の変化も仕事に対する態度の変化が大きく起きました。派遣社員ですので責任のある仕事を任せられることが減り少し寂しい気持ちもありますが、勉強に専念することができるのでありがたく甘えています。
転職先では環境分析で博士号を取得されている方が多数いらっしゃるので、知識や経験を学ぶには絶好の職場です。
企業としてもしっかりしており上司・部下の関係性も風通しが良くて業務量の調整が良く行われていて残業も少なくてワークライフバランスが良く保たれています。そんな良い環境を構築されているもの上司の人事力の賜物であります。そんな専門知識とは離れているところも学べているので大変勉強になります。
就職について
面接の時にはっきり言われましたが、今の会社の正社員にはどうしてもなれないのだそうです。やはり新卒を大事にされている少し古い風習があるようです。
でもそれは承知の上で採用をいただいていますので異見はありません。むしろそちらの方がいいと思い、今の職場を選びました。転職活動中に他の化学試験・環境分析の仕事はあり、正社員登用制度がある会社もありました。
しかし、今の会社の方が業界としても有名ですし、沢山の検体を経験できるということですので、こちらの方が勉強になると考えたからです。叩き上げで仕事ができる人なら成長を見越して採用されているでしょうが、私のような中途採用になる人間だとある程度の能力を求められます。
そこで求められている以上のものを持って入社していくと印象が違います。ですので正社員登用のあるところで頑張るのも勿論アリなのですが、高い技術を持って転職する方が私には合っていると思います。その方が思いっきり勉強のやる気が出ますし短期的に自身の市場価値を上げられると考えたからです。
転職先での人間関係
私は28歳なのですが、もちろん年下の先輩も多いです。新卒で一年未満の先輩もいらっしゃるのですが、皆さん敬語で穏やかな関係を築いています。
たまにフランクに雑談したりしますが、やはり先輩ですので気を使うところはあります。仕事を教わる部分もありますが私の方が詳しいものもあり、その情報のやり取りも上下関係もありません。
もっと打ち解けてから色々プライベートな事にも挑戦して仲良くしていきたいと思います。直属の上司とも友好的な関係でわからない事も何の躊躇もなく質問をできるように雰囲気が出来ており、スムーズに業務が遂行できます。前職だと上司に質問しても「任せてあるから」と一蹴される事もしばしばありました。そんなことではスキルアップも出来ませんので思いっきって転職をして正解でした。
前職と現職の比較
仕事場は一日の大半を過ごす場所ですので人間関係は大事だと思いました。現職では上記でもあったように、上下関係も横の関係も良好な関係で仕事自体も進め易くいいと思います。いい職場環境なので皆さんいい仕事をされていて業績も良いのでしょう。
前職では女性の比率も高かったので悪い噂が絶えませんでした。噂が噂を呼ぶようであることないこと言われた時期もあってストレスにもなりました。
皆さん悪気がないのは分かっていますが、その噂が人の評価を無意味に下げていることをわかっていないようでした。そのような無意識な落とし合いが嫌になった部分もあります。仕事ができるかどうかよりもその噂と言う評価で賞与や昇進に影響があるところもあったのでそう言った内向的な社内政治の特色も馴染めませんでした。
今後の私の方針について
とりあえず現職で2•3年は勉強のつもりです。大抵の仕事を任せられるようになるならば何処に行っても悔しい思いをしなくてしないようにして転職しようと思います。
