フリーターが本気で飲食業界に転職するまで

とにかくひたすら勉強をしてこれば選択肢も広がって何かやりたい事が見つかったかもしれませんが、私は特に焦りなどもなく、普通の高校を出て普通の大学を卒業したので何もやりたい事がありませんでした

やりたい事なんてそのうち見つかるよな…と思いながらただ何にも没頭することもなく、やりたい事も高校や大学を卒業しても見つからず…何をしていいのかさえ分からない毎日でした。

ただこのまま親のスネをかじって生きていくのも辛く思えた私は、とりあえずアルバイトだけでもしてみようと思い、履歴書を書き、コンビニの夜勤が比較的時給が高かったので応募しました。

この時、なぜ正社員ではなくバイトを選んだかというと正社員で入社した場合、自分のやりたい事ではないから絶対にすぐにやめてしまう自信があったからです。バイトであればやりたい事が見つかった時にすぐにやめても問題がないと思っていたからでした。




フリーターのままでいいんじゃないか?

フリーターとして1年間ほど働き、業務も馴れてきて収入が少なくても特に生活していく上でお金が足りなくなることもなかったので、ただただこの現状に満足していました。
別にフリーターとして生きていても問題ないんじゃないか?
正社員じゃなくてもこのままでいいや…といまの状況に甘えて先に進もうとしない自分がそこにいました。
他にやりたいことも見つからず、フリーターとしてそのままなあなあと過ごしてしまい、気づけば3年が過ぎていました。時間も有意義に使えていたので無理することもなく、健康管理もしっかりしていたので問題はありませんでした。

社員へ昇格するも仕事を辞めたい

フリーターとして生きてきた自分に「社員にならないか?」と社長が持ち掛けてきましたが、特にこだわりが無かったので断っていました。
業務にも馴れて古株になっていく自分と今一度向き合ったとき、本当にこのままでいいのだろうか?と心配になったため、やりたい事ではなかったですが、社員としてやっていこうと安定を求める自分がいた事に気付きました。
社員の件を受け入れ、ついに正社員として働くことになりました。

社員の責任

社員になった私は、まだバイトの時の気持ちが抜けきれず、責任を持った仕事ができていませんでした。
バイトの頃はシフトに穴が出来ても誰かが穴埋めしてくれたり、クレームの対応や何か問題が起きた時には責任者が対応してくれていました。
ですが社員として働くことになり、シフトの穴が出来た場合は率先して自分が出ることになったり、問題の解決やクレーム処理も自分でやらなくてはいけなくなりました。

フリーターとしてバイトでやっていたころは休日も多く自由に過ごせていましたが、休日もろくに取れず、毎日何のために働いているのかわからない状態でした。
この頃は本当に仕事を辞めようと思っていました。

彼女との結婚

仕事が辛くて辞めようかと何度も思いましたが、彼女との結婚を考えると収入がなくなってしまうため辞められない…という状態が何日も続いていました。
他の業種に転職しようにも何も資格やスキルを持っていない自分を雇ってくれる会社なんてないと悲観的になっていました。私はアルバイトの面接しか受けたことがなかったので会社に対して臆病になっていたのかもしれません。

しかし、やはり彼女との結婚を考えると1日でも早くやりたい事を探して、1日でも早く他業種に転職するべきだと思えました。
このままずるずると働いていても家に帰った家族の顔が想像できませんでした。

資格の勉強をし始める

私は特に何も得意なことがなかったので、何か得意になれそうなことから見つけてみようと思って、目の前にあった資格の情報誌を手に取り、まじまじと隅々まで見て、少しでも気になった資格を取ってみようと思いました。
仕事に休日もなく、時間はあまりとれませんでしたが、少しづつ1日10分だけでも必ず資格の勉強時間をとるようにしました。

資格習得

1日10分を毎日やっていたこともあり、難しい資格でしたが修得することで自分自身に自信をつけることができました。
やり遂げた忍耐力も私にはあるんだと自分自身を初めて褒めたいと思いました。この時自分の中に「ほかの資格も取ってみたい。」という気持ちが芽生えました。
この資格が取りたいという気持ちが、やりたい仕事につながるるような気がしました。

基本情報技術者をとり、プログラマーに興味がわく

基本情報技術者試験をとり、プログラマーという職種に興味がわき、プログラマーについて凄く勉強するようになりました。
今の業種のように一人一人のお客様を相手に接客する仕事とは違って寡黙にただひたすらに間違えないように正確なプログラムを作っていくプログラマーという別次元の仕事に転職したい気持ちが高まりました。

この気持ちは抑えきれなくなり、接客の仕事も限界だったので社長に退職を申し入れました。約半年は働いて欲しいとの事だったので、残りの半年の間に次の職を探そうと思いました。

飲食業界に転職

プログラマーとして転職を考える

退職までの間にプログラマーの仕事がどれだけあるかネットなどを使って色々探してみましたが、ほとんどが経験者を募集していて今の私には経験が足りないものばかりでした。

中でも未経験でも可能な職場はありましたが、正社員としてではなく、まずはアルバイトとして働いてもらって、それから正社員へステップアップというような会社や、研修費用がかかる会社までありました。

プログラマーは数が足りていないとの情報もありましたが、私の経験値不足で採用されることはありませんでした。

飲食業界に転職

プログラマーになることの難しさと続けていくことの難しさを知り、私は今一度自分のしてきたことを振り返りました。よく考えてみたら私は接客が好きなんじゃないか?…と。

接客が好きじゃなかったらバイトで何年も働いていないと思うし、いやいや言いながらも社員だってやってきたんだから。そして何年も自炊をしてきたので料理も得意になっているんじゃないかと…そして彼女との結婚もこのままずるずる先延ばしにしてしまう気がしたので、飲食業界に転職することを決めました。
今度は気持ちが社員として働くことに乗り気だったので本気になれました。

最後に

私が仕事を本気でやれなかったのは夢がなかったからだ…とずっとずるずると引き伸ばしにしてきましたが、これは単なる甘えで何もしたくなかったんだと思います。

歳を重ねるにつれて現実問題が浮き彫りになり、どうしなければいけないかがわかってはきましたが、問題解決には至らないことが多かったです。資格を取ったことは何かに役に立つのかわかりませんが、継続する事の大切さは学んだように感じました。たとえアルバイトでも継続していたから社員になれた訳ですし、資格も継続して勉強したからとれたものだと思っています。

私が一番望んでいるものは、結婚後の事であり、家族の笑顔だったんだと思います。
あのまま働いていたら給料も上がっていたりしたかもしれないので、転職することが良かったのかはわかりませんが、転職をしようと思ったことで自分の色んな一面を知ることができ、このような感情も生まれたので転職して良かったと思っています。

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