独身時代はDTPデザイナー、結婚をへて安定のMacオペレーター

初めの就職まで
私は4年生の大学卒業後、何の目標もないまま、なんとなく事務関係でお給料や休日や福利厚生の条件がいい求人を探していました。最初の就職は大手進学塾の広報部です。3次面接までありましたが、特に難しい試験などはなく、パソコンに関しても未経験でOKだったので、面接に関してはほとんど人柄を見るようなものだったと思います。




進学塾の広報部での仕事

求人には「広報物の作成や、広報活動全般」というような表記だったと思います。あまり具体的なイメージをもたないまま採用となり、実際に働き始めてから仕事を覚えていきました。仕事内容は8割が広報物の作成(Macを使用してのチラシやポスターの作成)、あとの2割は入塾を促す説明会やイベントの運営などでした。

Macを使用してのDTPデザイン

Macに関しては全くの未経験だった私ですが、先輩に教えてもらいながら実務をこなしていくうちに、1年程で使えるようになってきました。次第にDTPデザインの仕事がおもしろくなってきて、塾の広報物の作成だけでは物足りなさを感じ、いろんな広告物がつくってみたくなったのが転職を考えるきっかけになりました。

はじめての転職活動

転職活動の様子

DTPデザインに興味を持ち始めてから5年、初めて就職した会社に勤めながら、いろんな広告物を扱う広告代理店での転職を考え、仕事をしながら転職活動を並行して行いました。仕事をしながらの転職稼働はなかなか大変でしたが、土日が休みだったので、土曜日に面接をしてもらえる企業や、仕事が終わってからの時間に面接してもらえるよう、電話で確認しながら転職活動をつづけました。仕事の現状を伝えると、意外と調整してもらえることが多かったです。

転職活動につかったツール

転職活動には、ハローワークとフリーペーパーや求人サイトののanやタウンワークを利用していました。

広告代理店での仕事

勤務体制は最悪でした

DTPデザイナーとして広告代理店で働き始め、その忙しさに驚きました。元々納期のある仕事を前職でもしていたものの、自社の広告物をつくるのと、お客様がいての広告物をつくるのでは、納期の融通のきかなさはけた違いのものでした。納期が絶対なので、繁忙期には終電を逃して会社に泊まったり、休日を返上しての仕事はざらだったので、勤務体制は最悪でしたが、やりたかったDTPデザインの仕事につけたうれしさと、若かったパワーのおかげで5年間、勤めることができました。

結婚を転機に、転職へ

仕事と結婚生活とのバランス

30歳を過ぎたころに結婚を考えはじめ、結婚生活のバランスを考え、転職を考えました。具体的には土日が完全に休めて、残業が月に10時間程度、今と同じDTPデザインの仕事、という条件で探しました。

転職活動に使ったツール

業界的に、正社員で上記の条件を満たすものが少なかったので、派遣社員として働いた方がいいのではないか…と考え、主人とも話し合いの上、派遣サイトを使って転職活動を行っていました。おもに「はたらこねっと」を利用していました。残業時間や休日、自分の考えている条件に絞って求人検索をできたので、使いやすかったです。

具体的な転職活動

派遣サイトで求人を探し、ネット上で応募、求人を出している派遣会社より折り返しの電話がかかり、その派遣会社へ登録へ行く…というのが主な流れでした。何社か派遣会社に登録しましたが、だいたい同じような簡単な適正検査(筆記と使用できるパソコンソフトでの実技テスト)があり、スキルレベルをチェックされ、応募してきた中からどの人を派遣先へ紹介するかを派遣会社が選ぶようなシステムだったと思います。

採用までの流れ

DTPデザインでの仕事を探していたものの、やはり業界柄、残業10時間以内の仕事がなかなか見つからず、Macオペレーターの仕事を紹介してもらえることになりました。仕事内容はデザイン事務所から送られてくるデータをチェックしたり組版し、印刷会社へ渡すまでの作業でした。
派遣先へは派遣会社の担当の方が同行してくださり、当日は簡単な面接を行い、その日に派遣会社より採用の電話がありました。

実際に働き始めて

事前に聞いていた仕事内容以外にも、その場で臨機応変に頼まれる仕事があったものの、残業10時間以内で土日は完全休みという条件は満たされていたので、結婚生活とのバランスもとることができ、転職してよかったと思っています。

独身時代は自分の思うように時間を使えていましたが、結婚すると相手の生活とのバランスも考慮しなければならないので、以前のままの勤務条件で働き続けることは難しかったです。これから出産もひかえているので、また仕事とのバランスを考えなければなりませんが、ネットを使って効率的に条件をしぼって求人を探すことができるので、また転職サイトを利用し、自分のライフワークとのバランスのとれた仕事を探し、働き続けようと考えています。

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