ブラックだと思ったら辞めるべき!先輩が何よりも偉い職場から転職!

いわゆるブラック会社に勤めて数ヶ月という短い期間で転職を決意した、私の体験をお話ししていきたいと思います。




「先輩が何よりも偉い」職場

私が大学を卒業して初めて勤めたのは、雑貨の販売・接客系の職場でした。仕事自体はそこまで難しいものではなく、お客様との会話も、あまり得意ではありませんでしたが、楽しいものでした。

けれど、数日、数週間と経って、他の職場を知らない私でも、「ちょっとおかしいな?」と思うことが増えてきたんです。それは、年功序列というにはちょっと極端すぎる、「先輩が何よりも偉い」という空気でした。上の人が偉いのだということは、もちろん分かっていますが、それにしても普通ではありませんでした。

新人にはタイムカードを押す権利がない

まず、新人には、タイムカードを押す権利がなかったんです。毎朝、先輩より先に出社し、着替えや掃除を済ませます。その後出社してきた先輩が、新人の分を含めてタイムカードを押すんです。終業の時は逆で、新人がまだ残っていても、先に帰る先輩がまとめて押して帰ってしまいます。知らずにタイムカードを押した最初の数日は、「間違っていたから直しておいたよ」と当然のように言われました。

それだけならまだ仕事はできましたが、やりづらかったのは、仕事を何も教えてもらえないことでした。新しい仕事を貰っても、「何も聞かないなら何も教えないから」の一点張りで、指導担当のはずの先輩は別(自分)の作業を始めてしまうので、何を聞いていいのかすら分かりませんでした。先輩が壊したコピー機を、触れてもいないのに自分のせいにされた同期もいましたね。

床に正座するか膝をつくかして先輩と話す

それと、質問や相談をするにしても、椅子に座っている先輩と話をするには、こちらは床に正座するか、膝をつくかをしなければいけませんでした。立ったまま話すと見下ろす形になるので、失礼なのだと怒られましたね。

いわゆる「お局様」のようなものが沢山いるような状況ですね。先輩同士も仲が良いとは言えず、こっそり文句を言ったりしていましたから空気はいつも険悪。「どの先輩が一番信頼できて、ついていこうと思う?」と聞かれたこともありました。「新米なので、皆さんについていきます」と答えてお茶を濁しましたが……

私を含めて新人は、下手に何かをすれば文句をつけられてしまうので進んで作業をすることもできず、常にびくびく、おどおどして過ごしていました。今考えても、とても効率が悪かったと思います。

職場への愛着が崩れた

私が世間を知らないだけなんだと思い込んで(実際にそういう事を言われましたしね)仕事をこなし、数ヶ月が経った頃でした。A先輩の仕事を引き継げと言われたのですが、当のA先輩は不在。作業の内容も進行状況も全く分からなかったところへ、別の先輩に「作業はどのくらい進んでいるの?」と聞かれ、「Aさんがいらっしゃらないので分かりません。伺ってきます」と答えたところ、「分からないのをAさんのせいにするのは人として最低だ」と言われ、自分の中で、この職場に対する愛着のようなものが崩れました。

初めての職場でしたし、たった数ヶ月で転職をするのは嫌だと思っていたのですが、同じ時期に重い荷物を運び、腰を痛めてしまったので、それを理由に退職したんです。腰が痛くても、先輩に力仕事をさせると怒られてしまいますしね。

初めての転職同じ販売業を

以前の仕事も、その内容(販売業)自体は好きでしたので、転職先も同じ職種を選びました。友人には、少し落ち着いてから仕事を探せば良いと言われましたが、その時私はとにかく仕事を見つけなければ!と必死になっていて、すぐに面接を受けに行ったんです。その結果、4社受けて、2社で採用のご連絡をいただきました。

先輩が何よりも偉く、機嫌が悪ければ怒られる、以前の職場がそんな環境でしたからか、当時の私は友人以外の人と話すことが怖くなっていました。採用して下さったうち一社で、面接をして下さったのは30代くらいの女性だったのですが、以前の職場はほとんどが女性だったので、そういう関係もあって物凄く緊張していたのを覚えています。

面接は20分ほど

転職理由や、学生の頃何をしていたかなどを聞かれた、20分くらいの面接でした。面接をして下さった方はとてもフレンドリーで話しやすく、ほっとしましたね。
流石に転職理由で、先輩との仲が良くなかったからとは言えませんでしたので、腰痛を理由にしました。そうでなくとも、転職の理由はポジティブに、明るく受け答えをすることが一番だと思います。

ちょっとした会話でも自分らしくいられることが最大の喜び

転職後、初出社の時は「タイムカードを押して良いんですか?」と聞いて驚かれてしまいました。先輩と話すときに、以前の癖で膝をついていて、「そんなにかしこまらなくてもいいよ~」と笑いかけてくださる方もいましたね。

以前の職場よりも職員は少なく、小ぢんまりとした会社でしたが、仕事の内容、何がどこにあるかなどきちんと教えてくださり、マニュアルまで作ってくださって涙が滲みました。普通のことなのかもしれませんが、挨拶をしても返事はもらえず、睨まれるだけだった以前の職場に比べると、とても嬉しかったんです。

何より、ちょっとした会話でも自分らしくいられることが、最大の喜びでした。以前は先輩の機嫌を伺いつつ、機嫌が良ければ質問してもOK、悪そうならば相槌を打つだけ、というような感じで、私を含めた新人たちは日に日に口数が少なくなっていっていたんです。

ブラックだと思ったら辞めるべき

常にびくびく、おどおどしていて、不満があるのに言えない、職場がそんな環境でしたら、辞めるべきだと私は思います。特に、「人としておかしい」だなんて人格を非難してくるような人がいる会社は、空気もよくないでしょうし。我慢していると、心も体も本当に疲れて、ぼろぼろになってしまいます。

転職以前、私はストレスで10キロは痩せてしまっていました。お酒がないと寝れないと言い出す同期もいました。今現在、私は減量に苦労しているんですが……

当時の同期たちも一年以内に全員転職して、今は全く違った道を歩んでいます。私と同じく同職種を選んだ人もいれば、フリーランスになった人もいます。

「ここが駄目なやつは他の職場でも駄目」だとか「これが常識だからあなたがおかしい」という言葉は、ほとんどが嘘です。最初の職場で常識だと言われたことは、新しい職場では場違いなものばかりでした。

辞めれば職歴に傷がつく、辞めて次の仕事が見つかるまでどうする、そもそも辞めさせてもらえるのかなど沢山の悩みはあると思いますが、少なくとも、私は転職したことを一度も後悔はしていません。

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