日本には、海外に比べると企業数も多く仕事の業種も非常に幅が広い特徴があると思います。
そんな労働者にとって職業を選択できるありがたい環境ですが、一方で自分に合った職場と出会えず人間関係や仕事内容に悩みや不満を抱えている人も数多くいるのも現実。
迫りくる年金や保険料の支払いがあるため、なかなか転職後の不透明な現実に飛び込む勇気がなく転職したくてもできない環境が年齢とともに高まっていく中で、一大決心をして前職をやめ、新しい仕事へと就くことに決意いたしました。
転職を考えた動機や転職活動した結果などを経験者の視点でお話をさせていただきます。
前職は食品メーカーの営業職
管理栄養士の資格を持つ私は、将来食品業界で商品開発やレシピ開発に携わる仕事をしたいと思っていました。思い通り大手食品企業へと入社ができましたが、そこは体育会系の職場であり、上下関係がはっきりとしている特徴がありました。
歴史のある会社であればあるほど、会社同士の付き合いや間柄や上司の派閥争いなど業務における評価とは別の作用が大きく、何のために仕事をしているのかわからなくことがありました。
前職を辞めた理由は、派閥争いに巻き込まれ人事評価が正当ではないこと
私は派閥争いなどに関わりたくないと思っていたので、飲み会などはできる限り参加せず全社が集まる忘年会や新年会などにしか参加していませんでした。
しかし、月に一回は決起集会のような形で飲み会に誘われ、何かと理由を作っては参加を拒んできました。しかし、あまりにも拒むことで私の付き合いの悪さが社内で広まり、不当な扱いを受けるようになりました。
強制参加ではないにも関わらず参加しないことに対する実質的な制裁に不公平感を感じる日々を送っていました。
私のような考えを持った社員は私以外にも数名いましたので、そのような方々と一緒に食事をしたり話をしたほうがよっぽどストレスがなく楽しい職場だと感じる時でした。
現職は別の食品メーカーで同じく営業職
今度は、中小企業の食品メーカーを志望し勤務することができました。中小企業なので、前職と比べると従業員数は数えるほどしかいませんが、その分アットホームであり人間関係でぎくしゃくすることもありません。
また、上司や社長とも交流が取れやすく食事なども営業メンバー全員で外食に出かけることが毎日あるなど社外でも会話もしっかりとありますので、とても居心地がよくなんでも言い合える職場なのでご飯や飲み会などにも気持ちよく参加できる環境です。
同じ食品業界でも会社が変わればこれまでも環境が変わるのかと驚いた反面、こんな環境にたどり着けたのも前職から転職すると決断した結果だと感じています。
現職を決める上で重視したことは、人間関係のよいアットホームな職場環境
前職のように仕事内容や結果で判断される人事評価のある会社での勤務を希望し、外部要因や飲み会の多い会社でない場所を希望しました。
飲み会ほど会社に勤務していて嫌なことはなく、苦痛に感じることはないと考えていたので、そういった集まりも自然と社内の人たちにおいてもたまには外でご飯を食べて交流してみたいなと思えるような仲間や先輩たちに囲まれた場所で仕事をしたいと思いました。
もちろん次の職場にそのことばかりを求めていてはダメだと考えていたので、自分自身も前職での飲み会に参加しなさ過ぎたことは反省し、次の職場でも参加する回数を増やすようにしようとも思いました。
失敗したことを次に活かすことも転職活動において自分のこれまで歩んできた道を振り返る貴重な時間であり、振り返ることで自分自身が成長する場でもあるので、人としても社会人としても成長できる場を望むように仕事場を選びました。
使った転職サービス
リクナビネクストを使用していました。
なんといっても求人情報は豊富なため、毎週メールでも定期的に自分の志望している業種で新規求人情報があれば教えてくれるメールが来ることも良いと思いました。
しかし、自分で転職活動をしている時に感じたことは、パソコンで求人情報を見るにも集中力はせいぜい1時間から2時間程度しか持たないため、どの求人情報も時間が経つとどれもぱっとしない心に残らないものばかりに見えてしまうことがありました。
そのため、ある程度自分の志望する条件と合致するところを自動的に随時送られてくるメールでリクナビネクストの求人情報は探す手間も省けて大変助かりました。
リクナビNEXT
今の職場で働いてみて
確実に前職の職場よりも、人間関係が良好であり社員旅行や忘年会なども非常に楽しく参加できることを楽しみにしているくらいになりました。
仕事内容も前職と類似している点も多く、やりがいという点では高い状態を維持して仕事に取り組むことができています。
やりたかった仕事と過ごしやすい環境に囲まれて充実した人生を再出発し送ることができています。