「ウェディングコンシェルジュ」という好きな仕事だからこそ、理想の形を求めて。




前職はウエディングコンシェルジュ兼採用担当

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前職の仕事内容

下見に来られるお二人を始め、お打ち合わせにいらっしゃる新郎新婦、当日のゲストの方々など、ご来館される全てのお客様の全館のご案内業務、動くインフォメーションが主な仕事でした。

また、土日はアルバイトさんも一緒に働いていた為、採用担当業務や教育担当、また平日では土日祝祭日の全館のトータルスケジュールやシフトを作成したり、クローク業務をしたり、在庫管理や在庫発注をしたり、営業に出たりと、幅広く業務を担っておりました。

前職を辞めた理由

業界内では非常に大きい会社であった為、とても有名で評判もよく、新卒で採用されたのも2万人のうちの30人。業界の中では組織や会社としてはとても安心でよかったのですが、風通しがあまりによくなく、現場の意見がなかなか反映されず非常にもやもやもしておりました。

また、会社が大きいので融通がききづらく、お客様のご要望に沿って柔軟にご提案をすることが非常に難しかったです。あとは店舗が多いので部署異動だけでなく、店舗異動もかなり多かったです。もちろん異動範囲は全国ありました。

ここからは個人的な内容になってしまいますが、勤務期間中に家族に不幸があり、私自身、実家を離れる必要があるほどの遠い異動が難しくなってしまったのも、転職を決めた理由のひとつでもあります。

転職後はウエディングコンシェルジュ兼ウエディングプランナー

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転職先を決める上で重要視したところ

上記が辞めた理由だったので、第一は規模が小さく、風通しがよく、柔軟な提案ができてお客さまに寄り添うことができ、チームワークがより感じられる会場であること、そして引越しを伴うほどの転勤がないことをまずは重視しました。

あとは毎日通い、1日の大半を過ごす職場ですし、お客様にもスタッフ力を自信をもって心からお話できるようにするためにも、働く社員の方々の人柄や、仕事に対する想いなども、非常に慎重に見させていただいていたと思います。

使った転職サービス

リクナビネクストさんなど登録はしましたが、私の場合は同じ職種と決めていましたし、業界自体もそんなに広いわけではありませんでした。

普段見ていたゼクシーを違う目線で見直してみて、比較的新しい会場で大きい会社の出店ではなく、1店舗経営をしているところをピックアップし、直接アポイントを取り直談判しに行きました。

結果、2店舗伺わせていただき、両社とも内定をいただきましたが、2店舗目の開業したてだった会場さんにオープニングと同時に近い形で入社させていただいました。

転職先での仕事内容

上記に記しました前職でやっていたコンシェルジュ業務に加え、主には下見にいらっしゃったお客様のご案内業務、営業、ご成約後からご結婚式当日までのお打ち合わせ、見積もり作成、各手配、ご結婚式当日のプランナー業務をしておりました。

また、前職での経験者ということもあり、成績もよい方だった為、後輩の育成担当や広告宣伝などの業者様とのお打ち合わせ等もさせていただいておりました。

転職先で働いてみて

周りの人からすると、なかなか入社できない大手からベンチャー企業への転職だった為、驚かれることの方が多かったのです。私自身もどこか踏み出しきれない時期や迷いや葛藤もありましたが、結果的にこの思い切った転職は私の人生において、非常に幸せでかけがえのないものとなりました。

会社の人にも恵まれ、風通しもよく、意見を言い合うことができ、お客様を1番に考えた提案やサービスを提供することができました。もちろん、転勤も異動もありませんでした。会場にも仕事にも誇りを持って働くことができ、愛することができましたので、自身も当会場で結婚式を行いました。

また、風通しが非常によい環境だった為、私は結婚後に少し住まいが遠方となってしまいましたが、仕事は継続できるように、結婚を期に契約を正社員からフリープランナーへと変えていただき、結婚式1組様ごとの契約のお仕事として働かせていただくことができました。これは大きい企業などでは、なかなかさせてもらえないことだと思うので、本当に感謝しております。

転職後のマイナス点

上記に記しましたように、私にとっては本当によいことばかりの転職でした。マイナス点をしいて言うならば、やはりベンチャー企業でしたし、会場も立ち上げのタイミングだったので、勤務体制や残業などは倍以上に増えました。特に土日祝祭日は始発終電では間に合わないことが当たり前だったので、スタッフはほとんどみんな自転車で通勤しておりました。

そういった組織づくりや制度が確立されるには、まだしばらく時間がかかりそうですが、それでも風通しがよいというのも事実ですので、ひとつひとつ確実に改善はされていっております。会場だけでなく、会社自体も変えていける環境にあります。

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