【携帯ショップ店員】長く働き続けるために転職を決意【英会話スクールの事務】




前職は携帯ショップ店員

携帯ショップの仕事内容

某大手携帯ショップの販売員を丸三年続けていました。四年生の大学を経て新卒での入社、同期は15人ほどいました。就職活動中は「この就職難でとりあえず内定はもらえれば良いか」というような考えだったため、わらを掴むような思いで入社した会社です。
入社してすぐに店舗での研修が始まり、次々に携帯電話の販売をこなしていきました。入社した会社の出店している携帯ショップは毎日平均して100人ほどのお客様がいらっしゃる大型店舗。とにかく携帯電話を販売し、タブレットやキッズケータイなどの商材も提案・販売していくための「販売スキル」を磨く日々となりました。

前職を辞めた理由

前職を辞めた理由は体力面での限界を感じたことと、精神的なプレッシャーが強くなってきたことでした。入社して1年が経ったころ、ようやく携帯販売にも慣れて自分の売りたいものも売れるようになってきました。

ただ、毎日閉店後もお客様が待っている状態、土日祝日はお昼休憩に行くのも四苦八苦してしまう程の混雑なのです。業務には慣れたものの、日々の多忙さ、店内の混雑状況には疲弊してしまいました。

こんな忙しい日々の中、入社して1年で同期たちも次から次へと辞めていき、気づけば半分の人数になってしまったのは衝撃的でした。お客様の多さに加え、次から次へと新しい端末や商材が増える日々。そして、毎月毎月販売ノルマにも追われるようになっていきました。

更には政府から携帯電話業界への取り締まりも入り、携帯販売は肩身が狭くなるばかりなのです。私の胸には漠然と「このままずっと携帯電話を販売していけるのだろうか」「もしこのショップがつぶれたらどうしよう」という不安がわいてきました。

日々の多忙さ、携帯電話を販売しにくくなる業界事情、自然と「転職」という言葉が脳裏をよぎるようになったのです。そして入社して3年目に入ったころ、私は体調を崩して欠勤することが増えてきました。体力面の限界もあったのですが、お客様からのクレーム、日々のノルマへのプレッシャーに精神的にも疲れ切ってしまったのです。

泣く泣く長期欠勤、傷病手当をもらいながら悩みに悩んだ結果「退職」を選択することになりました。何とか働き続けられるよう、上司もかなりバックアップしてくれたのですが、話し合いを重ね退職させていただくことになり体を休めながら転職活動を行うことになりました。

現職は英会話スクールの事務

現職を決める上で重視したこと

転職するならとにかく「長く働き続けられること」を重視し、事務や営業事務などの職種を中心に転職活動していきました。「販売を強いられる」ような業界はもう疲れてしまったので接客業は転職先としては除外し、体力面も業界的にも長く働き続けられそうな仕事を探し始めました。

ただ、携帯電話の販売しかしてこなかった私にはあまり選択肢がありません。何の資格も、経験もなく本当に次の職が決まるのか不安でした。

使った転職サービス

リクナビやマイナビに登録して転職活動をし始めました。結果的に転職に結びついたのはマイナビで見つけた会社です。マイナビは新卒での就職活動でも使用していて、慣れていたので転職活動でも活用しようと思い使い始めました。ですが、意外と新卒での就職活動とは違った活用の仕方ができたため、マイナビを使ってよかったなと思っています。
マイナビは無料の転職セミナーも頻繁に行われていたので、何度か参加させていただきました。無料のセミナーとは思えない内容ばかりで、すぐに転職活動に役立てられるセミナーでした。

特に印象的だったのはセミナー後のマンツーマンで相談できるブースです。マイナビの転職アドバイザーの方に転職への悩みを不安を打ち明けて、とてもスッキリして帰ったことを今でもよく覚えています。例えば「資格も経験も無く不安だ」という私の悩みに対して、アドバイザーさんは「前職での経験で得られたものを整理してみよう」と一緒に考えてくれました。

また、携帯電話の販売員の経験が活かせるような業種の探し方も提案して下さり、とても参考になりました。
相談した最後にはアドバイザーの方の名刺をもらい「いつでも相談のメールをください」と言っていただけたのは本当に心強かったです。
そして、マイナビで見つけた英会話スクールの事務員の求人に応募して採用していただくこととなりました。

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今の職場で働いてみて

今の職場は小さな英会話スクールなのですが、とても充実した日々を送れています。私の仕事は事務作業がほとんどで、電話の応対、簡単な資料を作ったり、営業さんや講師のサポートをすることが業務内容です。

時々、学生からの受講相談などを承ることもあり、携帯電話ショップにいたころの接客スキルがあってよかったなと感じます。転職活動では「接客業で培った聞く力や提案する力」を全面にアピールしていました。その結果、事務作業をしながら学生たちともコミュニケーションをとっていく今の職につけたのだと思います。
前職と同様、残業もあり忙しい日もありますが、立ちっぱなしでお客様とお話しするようなこともなく、セールストークをしなければならないというプレッシャーも無いためかなり楽になりました。まだまだ小さい会社ではありますが、長く続けて自分のライフワークにしていきたいなと考えています。

【リクナビネクスト】「英会話スクール」の検索結果

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